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【3月のおすすめ展覧会5選】焼絵から蘆雪、それにチュルリョーニスまで。

⑤音と色が響き合う、「見る音楽」の幻想世界へ。『チュルリョーニス展 内なる星図』(国立西洋美術館)

ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス《祭壇》1909年、テンペラ/厚紙、国立M. K. チュルリョーニス美術館(カウナス)所蔵 M. K. Čiurlionis National Museum of Art, Kaunas, Lithuania.ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス《祭壇》1909年、テンペラ/厚紙、国立M. K. チュルリョーニス美術館(カウナス)所蔵 M. K. Čiurlionis National Museum of Art, Kaunas, Lithuania.

リトアニアを代表する芸術家、ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス(1875〜1911年)の大規模な回顧展が、東京・上野の国立西洋美術館にて開催されます。作曲家・画家として活動した彼は、わずか6年間の画業で300点以上の作品を残し、音楽と絵画を融合させたような唯一無二の世界を生み出しました。

本展では、カウナスの国立M. K. チュルリョーニス美術館の全面協力のもと、代表作約80点が来日。ソナタやフーガなど、音楽形式を造形的に展開した連作を中心に、象徴主義と抽象を架橋する独創的な表現を紹介します。幻想的な光と構成の中に響く旋律のような色彩。それはまさに見る音楽と呼ぶにふさわしい世界と言えるかもしれません。

そのほか、民話や神話、宇宙の神秘を主題にした作品にも注目。リトアニアの精神文化と20世紀初頭の思想潮流が交錯するその画面は、観る者を深い瞑想へと誘います。なかでも日本初公開となる大作《レックス(王)》は見逃せないもの。また会場では彼の音楽も流し、優れた作曲家でもあった画家の繊細な感性を眼と耳で体感できます。音と光が溶け合うようなチュルリョーニスの芸術を、日本では34年ぶりの大回顧展にて味わってください。

ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス《レックス(王)》1909年、テンペラ/カンヴァス、国立M. K. チュルリョーニス美術館(カウナス)所蔵 M. K. Čiurlionis National Museum of Art, Kaunas, Lithuania.ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス《レックス(王)》1909年、テンペラ/カンヴァス、国立M. K. チュルリョーニス美術館(カウナス)所蔵 M. K. Čiurlionis National Museum of Art, Kaunas, Lithuania.

展覧会情報

『チュルリョーニス展 内なる星図』 国立西洋美術館 企画展示室B2F
開催期間:2026年3月28日(土)~6月14日(日)
所在地:東京都台東区上野公園7番7号
アクセス:JR上野駅下車(公園口出口)徒歩1分、京成電鉄京成上野駅下車徒歩7分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅下車徒歩8分。
開館時間:9:30~17:30(金・土曜日は~20:00)
 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、5月7日(木)。ただし3月30日(月)、5月4日(月・祝)は開館
観覧料:一般2,200円、大学生1,300円、高校生1,000円
公式サイト:『チュルリョーニス展 内なる星図』

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配信元: イロハニアート

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