心室期外収縮になりやすい人の特徴
生活リズムが不規則な方
生活リズムが不規則、夜遅い食事、外食が多い、食事バランスの乱れ、精神的・肉体的なストレス、睡眠不足、疲労によって、生活習慣病が引き起こされやすくなり、それによって動脈硬化が進行し、心室性期外収縮を発症するリスクが高まります。
男性・女性問わず、働き盛りの年齢層でストレスが多い方や、肥満体系の方に発症しやすい傾向があります。
生活習慣病がある方
高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病があると、心臓への負担がかかりやすく、心疾患を合併しやすくなり、心室性期外収縮のリスクが上がります。
一方で、規則正しい生活を送り、定期的な運動を欠かさない健康志向の方は、リスクを低減できる可能性があります。
心疾患の持病がある方
持病として心疾患があると、心臓に負担がかかりやすく、心臓内で不整脈の原因となる異常な電気興奮が出現するため、心室性期外収縮が出現しやすくなります。
心臓の血流障害を生じる狭心症や心筋梗塞、心臓の筋肉に異常を生じる各種心筋症、心臓の機能が障害されて低下する心不全、心臓内の部屋を区切る弁の異常である心臓弁膜症など、さまざまな心疾患が心室性期外収縮の原因となります。
心室期外収縮の検査法
心電図
正式には12誘導心電図と呼ばれ、心臓を動かす電気信号を体表の電極で測定する検査です。
多くの医療機関で行うことができる検査であり、最も簡便に心臓の異常を評価することができる検査です。入院の必要はなく、循環器内科や一般内科で受けることができます。
胸部レントゲン検査
X線を用いて胸部や心臓、肺の状態を評価する検査です。
心室性期外収縮の原因となるような心臓の大きさの異常などを評価することができます。
血液検査
心室性期外収縮の原因となるような、心不全のマーカーであるBNPやNTproBNP、異常な電解質異常、腎臓などの臓器障害の有無、他全身状態の評価などを行うことができる、最も基本的な検査です。
心臓超音波
超音波を用いて、心臓の状態を評価する検査です。
心臓の筋肉の動きの異常の有無、形状の異常、弁膜症の有無など、心臓の評価をするうえで重要な情報を得ることができます。
ホルター心電図(24時間心電図)検査
小型の心電計を装着し、24時間の心電図を記録する検査です。心室性期外収縮の回数、連発の有無、自覚症状との一致、他の不整脈の有無などを評価することが可能です。治療の必要性の評価、重症度の評価には欠かせない検査の一つで、外来で実施することができます。
心臓カテーテル検査
足の付け根の動脈から、特殊な電極が付いたカテーテルという管を心臓内に挿入し、異常な電気の流れを直接計測することができる検査です。どの部位から発生している電気刺激が原因で心室性期外収縮が出現しているかを評価します。
この検査は入院が必要であり、入院期間は通常2〜3日程度となります。循環器専門病院や大学病院の循環器内科で行われます。

