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「肝機能検査」で数値が高いとどうなる?「検査方法」や放置するリスクを医師が解説!

「肝機能検査」で数値が高いとどうなる?「検査方法」や放置するリスクを医師が解説!

肝機能検査方法とは?メディカルドック監修医が検査概要や見つかる病気・対処法などを解説します。気になる症状は迷わず病院を受診してください。

岡本 彩那

監修医師:
岡本 彩那(淀川キリスト教病院)

兵庫医科大学医学部医学科卒業後、沖縄県浦添総合病院にて2年間研修 / 兵庫医科大学救命センターで3年半三次救命に従事、近大病院消化器内科にて勤務 /その後、現在は淀川キリスト教病院消化器内科に勤務 / 専門は消化器内科胆膵分野

肝機能検査とは?どんな方法で肝臓の何を調べる?

肝機能検査とは文字通り肝臓の機能を調べる検査です。肝臓の身体における主な役割は多く、主なものでは
① 糖、タンパクなど栄養の合成、貯蔵、代謝
② 解毒
③ 消化液(胆汁)の分泌
等が挙げられます。肝機能検査とはこれらの機能がわるくなっていないか、肝臓の細胞に障害が起こっていないかなどを調べる検査です。ここでは肝機能検査について解説していきます。

健康診断で肝機能検査は受けられる?

一般的に健康診断では血液検査を行います。そしてその多くには肝機能検査の項目も入っていることが多いでしょう。具体的には
AST・ALT、γ-GTP、LDH、ALP、総ビリルビン(T-Bil)
などが当てはまります(健康診断の種類などによって変わることもあります)。
血液検査以外でも、プランによっては腹部超音波検査を行うことがあります。腹部超音波検査では、肝臓の状態を画像として確認します。

肝機能検査で何がわかるの?主な項目

肝機能検査では文字通り肝臓の細胞が障害されることで機能が障害されていないかを判断します。主に血液検査でAST・ALT、γ-GTP、LDH、ALP、総ビリルビン(T-Bil)などの項目を調べます。その他、肝機能の指標としてタンパク、アルブミン、PTなどの値を調べることがあります。
肝機能を見る場合、どの値が優位に、どのように上がっているかでどの部分に異常があるか、肝臓の余力がどのぐらいかなどを見ていきます。

肝機能低下・肝臓が弱っているときの主な自覚症状とは?

肝臓はダメージを受けたとしてもなかなか症状が現れません。そのため、症状が出たときには肝臓はかなりのダメージを負っています。
ここでは肝機能が悪くなった時にどうなるのか解説していきます。

肝機能低下時に現れやすい身体的なサイン

上に述べた通り、肝臓が原因で症状が出た場合、肝臓はかなり悪いと考えて良いでしょう。
初めは少し疲れやすいという症状から、黄疸(白目から徐々に黄色くなります)や手足の痒み、むくみ、腹水などが現れます。最終的にお腹は腹水でパンパンなのに身体は痩せている、などの状態になることもあります。
その他、意識が悪くなったり、血が止まりにくくなったり、手のひらが赤くなるなど、様々な症状を起こします。

肝機能が低下する原因は?

肝機能が低下する原因は様々です。代表的な物としては
① ウイルス感染(肝炎ウイルスなど)
② アルコール
③ 脂肪肝
等が挙げられますが、その他にも自己免疫性(自分の免疫が肝臓などを攻撃してしまう)や胆道(胆汁の通り道)の障害等でも肝機能が障害されることがあります。また、心臓等が悪く、肝臓に血液がうっ滞する等でも肝機能障害が起こります。

自覚症状がなくても肝機能検査が必要な理由

肝臓はダメージを受けたとしてもなかなか自覚症状が現れにくい臓器です。ある程度障害を受けたとしても、最後の最後、崖っぷちまで耐えてしまうような臓器です。そのため、肝機能障害により症状が出た時には肝臓はかなり悪い状態と考えていいでしょう。症状が出て病院に行った時には肝硬変末期でもう元には戻りません、と言う状態であったり、肝臓がんがかなり進行していました、と言う状態であることもあります。
そのため、自覚症状として出てくる前に健診などで定期的に肝機能を確認し、悪ければ早期に治療を行っていく必要があるのです。

配信元: Medical DOC

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