「肝機能検査方法」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「肝機能検査方法」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
肝臓機能の検査方法は何種類ありますか?
岡本 彩那 医師
肝機能検査として一般的に行われているのは血液検査です。その他肝臓の状態を調べるものとして腹部超音波検査やMRI等があります。
肝臓病は血液検査の何の項目でわかりますか?
岡本 彩那 医師
一口に肝臓の病気と言っても様々です。肝機能障害であれば肝酵素であるAST.ALTやγGTP、ALP、ビリルビンなどの胆道系酵素を調べますが、原因を調べるのであれば各種ウイルス検査や自己抗体、免疫系の検査などを行っていきます。
肝臓が悪い時に出る症状は何がありますか?
岡本 彩那 医師
肝臓が悪くなり自覚症状が出る場合、肝臓はかなり悪くなっていると言ってよいでしょう。具体的には身体のだるさ、疲れやすさから、黄疸、全身のむくみ、腹水、意識障害など様々な症状が出てきます。
肝機能の検査は何歳から何科で受けるべきですか?
岡本 彩那 医師
肝機能検査は健診でも行うことが多いでしょう。健診は隠れた病気がないかを確認するためのものですので、何歳からでも受けるべきです。健診で異常が指摘された場合は内科、消化器内科を受診して精査を受けましょう。
肝臓の健康度は超音波検査でもわかるのでしょうか?
岡本 彩那 医師
腹部超音波検査は肝臓の状態を画像で評価する検査です。脂肪肝があるか、何か腫瘍がないかなどを評価することはできますが、肝臓が「健康か」を確認するのであれば血液検査で肝機能をみておくことも必要です。
まとめ 「肝機能検査」は異常があれば一度精査を!
肝臓は何らかの病気があったとしてもなかなか自覚症状として表れにくい臓器です。そのまま気づかずに過ごし、いざ気付いたときには肝硬変や肝臓がんなど重篤な病気になってしまっていることもあります。
肝機能は健診などでも確認される検査であり、適宜健診を受けること、異常があれば早めに病院を受診し、詳しい検査を受けることが重要です。
「肝機能」の異常で考えられる病気
「肝機能」から医師が考えられる病気は13個ほどあります。
各病気の詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
消化器系の病気
急性肝炎慢性肝炎
自己免疫性肝炎ウイルス性肝炎アルコール性肝障害非アルコール性脂肪性肝疾患
脂肪肝肝硬変肝細胞癌
転移性肝がん
総胆管結石
胆道がん
循環器系の病気
心不全内分泌・代謝の病気
鉄過剰症
甲状腺機能亢進症ウィルソン病肝臓以外に原因がある場合でも肝機能障害を指摘されることがあります。
「肝機能」の異常で考えられる症状
「肝機能」から医師が考えられる症状は10個ほどあります。
各症状の詳細についてはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
肝機能のサイン
体がだるい
疲れやすい食欲不振
お腹が張る黄疸
手足の痒み
むくみ
腹水
意識障害
手のひらが赤くなる
肝臓が原因で症状が出た場合、何らかの病気が進行している可能性が高いでしょう。すぐに病院受診をしましょう。
参考文献
医学書院 専門医のための消化器病学第3版
順天堂大学医学部附属順天堂病院臨床検査部HP
肝炎情報センター
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