
読書をする子はなぜ学力が高い?(画像はイメージ)
【画像で見る】「えっ…?そうだったの……?」 これが「発達障害児」にみられることのある行動です(5つ)
本は文字が書かれています。そうなると、ひらがなやカタカナ、漢字を覚えさせれば本を読む子に育つのでしょうか。実はそうではないと私は思っています。
読書する子に育てるには字が読めるだけではダメ
文字が読めることは、読書するために欠かせない条件であることは確かです。そうなると、「本を自分で読ませよう」「読書させよう」とひらがなや漢字を必死に教える親御さんがいますが、実はそれだけではダメなのです。
何事も動機が肝心です。子ども自身が「本を読みたい」という気持ちにならなければ本の虫にはなってくれません。
では「本を読みたい」という気持ちはどこから生まれるのでしょうか。それは幼い頃から“絵本の読み聞かせ”をしてもらっていることです。たくさん本を読んでもらった子は「本って面白いな」「自分の知らない世界を経験できて楽しいな」という体験を積みます。
そして、文字を覚え自分でも読めるようになると、どんどん読むようになります。ただし、これは小学校に入学してからです。焦りは禁物です。小学校に入学したからといって、急に幼児から小学生に変身するわけではありません。自分の力で読める本は親の見ていないところで読んでいます。
自分では読めないもの、また親にまだまだ甘えたいので「読んで」とせがむことがあります。その際、「もう、小学生になったんだから自分で読みなさい」と突き放さないようにしましょう。
小学校高学年になると親が「読んであげる」と言っても拒否されるようになることも多いようです。読み聞かせをやってあげられる時期が“花”と思うようにしましょう。
読書の副産物である「高い学力」が付く
「3人の子どもにあめを2つずつ配りました。まだ、1個余っています。あめは何個あったのでしょう」という文章題があったとします。
この場合、「3×2」のかけ算を知らなくても、文章を読んでイメージできる子は幼児でも「2個と2個と2個に分けても、まだ1個余っているから、元々7個あったんだ」と答えることが可能です。
このように算数の力は計算力だけではなく「どうやって解くか」の立式力です。つまり文章を読み取り想像する“読解力”がないと残念ながら解答することができません。国語力のない子は学力が低空飛行してしまう現実があります。
これは算数に限ったことではないのです。
