●代理人「医師が退職に追い込まれるなら改善は期待できない」
原告代理人の川村遼平弁護士は提訴にあたり、Aさんの意思に反した抗精神病薬の注射がおこなわれていることを原告がカルテに記載していたにもかかわらず、大阪刑務所側から記載を残さないよう求められたことなどを指摘し、次のようにコメントした。
「この裁判の背景には、被収容者の権利に関する重大な問題があります。原告のような医師が退職を余儀なくされてしまうのであれば、被収容者の権利や処遇が改善することは期待できません。人事異動の不当性もさることながら、こうした背景にも広く関心を持っていただければと思います」
●大阪刑務所「訴状が届いておらずコメント差し控え」
大阪刑務所の担当者は、弁護士ドットコムニュースの取材に対して「訴状が届いていないので、コメントは差し控えさせてください」と回答した。

