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「加害者は消えてくれたらいい」マンガワン再起用問題で弁護士が語る性被害の本音と「加害者の長い更生」

「加害者は消えてくれたらいい」マンガワン再起用問題で弁護士が語る性被害の本音と「加害者の長い更生」

●表舞台に出る人間が性加害に及ぶべきではない理由

たとえば、テレビ番組などで加害者の姿を突然目にすれば、被害を思い起こしてしまう。被害者側からそれを防ぐことは難しい。

「だからこそ、テレビに出たり、創作の世界で活動したりしているのであれば、なおさら性加害をしてはいけないのだということを広く理解してもらいたいのです」

更生や活動再開にあたっては、被害者の目にできるだけ触れない形で活動すべき──。上谷弁護士はそう指摘する。

「能力を生かして、ペンネームを変えて活動すること自体を悪いとは思いません。それでも、表現活動を再開する場所や作風を変えるなどして、被害者が加害者の存在を思い起こさせないよう努力を続けるべきではないでしょうか」

●ペンネーム変更と「被害者に知らせる」ことの是非

マンガワンでは、別のわいせつ事件で有罪判決を受けた漫画家を、別名義で『星霜の心理士』の原作者として復帰させていたことも明らかになった。

編集部は再発防止の取り組みを確認するプロセスを踏み、作画担当にも経緯を伝えたうえで受諾されたという。

関係者の合意のもとで進められたペンネーム変更だったが、被害者には知らされていなかったようだ。

この点について、上谷弁護士は、ペンネーム変更を被害者に知らせることが、必ずしも適切とは限らないと指摘する。

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