食事による血圧の変動と治療や薬が貧血や血圧に及ぼす影響
食事をすることで血圧が低下し、めまいなどが起こることがあります。ここでは食事をすることで起こる血圧の変動と、貧血に対する治療についてまとめて解説します。
貧血と間違えられやすい食後低血圧とは?
食後低血圧とは、食事を摂ると血圧が低下する状態のことです。腸が食物を消化する際に大量の血液が必要になりますが、それに対して心臓が心拍数を上げて血圧を維持しようとします。しかし、もともと血圧が高い方、ご高齢な方、糖尿病の方などはこの仕組みが十分に機能せず、結果として血圧が低下します。食後低血圧の症状はめまい、ふらつきなど貧血の症状と似ているため、貧血と間違えられることが多いです。
貧血の薬を服用したらどのくらいで鉄分が上がる?
貧血の中で頻度の多い鉄欠乏性貧血では、通常経口鉄剤開始後、ヘモグロビン値は1〜2週間で上がり、6〜8週間で正常値に戻ります。ビタミンB12や葉酸の欠乏の貧血でもそれぞれの欠乏をしている栄養素を補給することで改善しますが、胃切後であったり、低栄養状態が影響することもあるため、鉄欠乏性貧血より回復までに時間がかかることもあります。
貧血を放置することによるリスクは?
貧血を長期間放置すると、全身に酸素を運もうと心臓が過剰に動くようになるため、心不全をきたすことがあります。また貧血をきたす疾患には、悪性新生物のように早期に発見して治療を受けないと命に関わるものもあります。
もし健診等で貧血を指摘された場合、できるだけ早めに医療機関を受診してください。

