ワインづくりという、次の一歩

えりさんの挑戦は、料理だけにとどまらない。
2025年からはドイツで葡萄の木3本を契約し、自家製ワインの仕込みにも着手した。「自分のワインを作ってみたくて」と、さらりと話すけれど、その裏には確かな決意を感じる。料理と同じように、ワインにも彼女らしさが宿っていくのだろう。
ドリンクメニューには様々な種類が並び、パエジャとの相性を見ながら、ひと口ずつ味わう楽しみが広がっている。炊きたての米、タパスの香り、グラスのなかでゆれる葡萄酒。どれもが、えりさんの日々の積み重ねでできている。

動物のみみ。カウンターで炊きあがる小さなパエジャ鍋。タパスとワインのあいだに流れる静かな時間。
それらすべてが、布施のまちにちょっとした異国を添えている。そんなささやかな違和感と心地よさが、この小さな食堂には漂っている。
ライター紹介
SEKAI HOTEL Deep Osaka Experience(SEKAI HOTEL 大阪布施)
東大阪・布施商店街の空きテナントを客室にリノベーションし、近隣の飲食店や銭湯での”日常”を旅の一部として楽しむ「まちごとホテル」。観光地では味わえない、まちの日常の魅力を発信しています。
公式HP:https://www.sekaihotel.jp/area/fuse
Instagram:https://www.instagram.com/sekaihotel
