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【訃報】松本純・元国家公安委員長 『胃がん』の初期症状を医師が解説

【訃報】松本純・元国家公安委員長 『胃がん』の初期症状を医師が解説

胃がんの初期症状

日本で胃がんによる死亡数は肺がん・大腸がんに次いで3位です。人生で2人に1人はがんになるという状況において、決して他人事とは言っていられないですよね。そして、がん治療において最も大事なことの一つは「早期発見」です。そのために早期発見につながる胃がんの初期症状が知りたくなりますよね。しかし、残念ながら「初期症状」は胃がんにはありません。早期胃がんは「無症状」です。そのため、定期的な胃透視検査(バリウム)や胃カメラを受けることが重要です。
ここでがん診療において大事なことをもう一つ挙げると「がんのリスクを減らす」ことです。胃がんの最大のリスクはピロリ菌感染です。感染が確認されたら除菌治療の適応になります。除菌治療を受けることで胃がんのリスクを減らすことができます。本項ではそんな胃がんのリスクになる「ピロリ菌感染の症状」について紹介します。

胃もたれ

通常の食事でも胃が重く感じる症状です。胃炎が生じている場合に感じることがある症状です。それ以外に、脂っこい食べ物やアルコールやストレスや睡眠不足で自律神経が乱れている場合にも同様の症状が出現します。消化に良い食べものを食べられる範囲で食べましょう。睡眠不足やストレスなどの日常生活習慣全体を改善することも重要です。症状が続く場合は、消化器内科を受診してお薬による治療や胃カメラによる検査を相談しましょう。

みぞおちの痛み

胃炎によりみぞおちの痛みが現れることがあります。特に食後に症状が現れる場合は胃からの症状の可能性が考えられます。がっつりしたお肉や揚げ物などは胃に負担をかけるので避けた方が良いでしょう。市販薬の胃薬も試してみても良いかもしれません。昔から他の人よりも胃が弱いという方の中にはピロリ菌が原因になっている可能性もあります。消化器内科を受診して胃カメラ検査について相談してみましょう。

胸焼け

みぞおち付近にムカムカとした焼けるような症状が出現することがあります。これは逆流性食道炎や胃炎でみられる症状です。他にもげっぷがよく出たり胃酸が逆流する感覚がしたり少量の食事ですぐにお腹が膨れるような症状が出現することがあります。胃酸がよく分泌される脂物やがっつりしたお肉料理などは避けた方が良いでしょう。症状が続く場合は消化器内科で胃カメラを含めた検査をおすすめします。

胃がんの末期症状

激しい胃痛

胃がんが進行すると腫瘍が他臓器や神経を障害することで激しい疼痛が出現することがあります。痛みが強い場合は無理に食事せずお水を飲むだけにしましょう。水すら飲めない場合は入院が必要となる可能性もあるので、すぐに消化器内科や救急外来を受診しましょう。

吐血

胃がんが進行すると腫瘍からの出血が多くなります。動脈が破綻して急激に出血した場合は吐血してしまうことがあります。吐血は緊急性が非常に高く、緊急内視鏡検査が必要となる可能性があります。そのため、夜間であっても救急外来を受診することをおすすめします。
急激な出血でない場合は、吐血ではなく先ほど紹介した黒色便や貧血症状が出現します。こちらにも注意が必要です。

首のリンパ節が硬く腫れる

胃がんが進行するとがん細胞がリンパ節に転移します。リンパ節は全身に存在しますが、まずは胃の近くのリンパ節に転移します。さらに進行すると首のリンパ節に転移がみられることがあります。特に左鎖骨の上の窪みにあるリンパ節(左鎖骨上窩リンパ節)に転移することが知られています。これを「ウィルヒョウ転移」と呼び、胃がんがかなり進行しているサインです。がんが原因でリンパ節が腫れる場合は、感染症などで腫れる場合とは違い、痛みはなくゴツゴツと硬いことが特徴です。首にしこりがある場合は、内科や耳鼻科への受診をおすすめします。

配信元: Medical DOC

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