わかめの健康効果

腸内環境を整えてくれる効果
食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境を整える働きが期待されています。腸内の健康維持に役立つ可能性があります。
発育に必要な栄養素を補う効果
わかめには、成長期に必要なミネラルやヨウ素などを含んでおり、発育に必要な栄養素を含む食品のひとつです。
正常な血圧の維持を助ける効果
わかめにはカリウムなど、正常な血圧の維持に関与する栄養素が含まれています。これらの栄養素は体の機能維持に必要とされています。
骨や歯の健康を維持する効果
わかめには、骨や歯の形成に必要なカルシウムやマグネシウムだけではなく、リンも含まれるため、骨や歯の健康を維持する効果が期待されています。
わかめを食べる際の注意点は?

乾燥わかめを戻す量に注意
成人のヨウ素の推奨量は1日140μgです。生わかめで約17gで、乾燥わかめの水戻しで約11gになります。乾燥わかめは、戻すと10〜12倍になるため、約1gで推奨量に達します。
わかめには過剰摂取を防ぐために策定された耐容上限量が設定されている栄養素が含まれています。ヨウ素の耐容上限量は1日3,000μgです。乾燥わかめ(水戻し無し)を大量に摂取した場合、理論上は約30gで耐容上限量に達します。
乾燥わかめを戻さず、そのまま食べることも可能ですが、胃の中で水分を含めば膨らみますので、まれに腹部膨満感などの消化器症状がみられることがあるかもしれませんので気を付けてください。
食塩の摂りすぎに注意
茎わかめは元々塩分相当量が100g中7.9gと高いので、調理する前に水にさらして塩抜きをしたほうがよいです。調味料の使用も控え、食塩の摂りすぎに注意しましょう。
食塩相当量の摂取目標は、成人男性で1日7.5g未満、成人女性で1日6.5g未満です。
高血圧及び慢性腎臓病(CKD)の重症化予防のための食塩相当量は、男女ともに1日6.0g未満となっています。
生食用以外のわかめをそのまま食べない
生食用わかめはそのまま食べることができますが、海から水揚げされたばかりの茶褐色の生わかめは、海水に潜む腸炎ビブリオ菌が付着している場合があり、食中毒を起こす場合があります。感染すると激しい腹痛や水様性の下痢、発熱、嘔吐などの症状がみられるので、注意が必要です。
腸炎ビブリオ菌は真水に弱い菌です。生で食べる場合は、きちんと流通管理され販売されている生食用わかめを食べるようにしましょう。

