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「急性大動脈解離」は”退院後の生活”も安心できない?後遺症・費用・注意点を医師が解説!

「急性大動脈解離」は”退院後の生活”も安心できない?後遺症・費用・注意点を医師が解説!

急性大動脈解離の後遺症

脳梗塞

大動脈解離を起こす血管では、動脈硬化が進んでいることが多く、大動脈内にプラーク(コレステロールの塊)を認めることがあります。また大動脈解離を起こした場所に血栓が存在します。そのプラーク、血栓が血流に沿って脳まで流れ、脳血管に詰まると脳梗塞を発症します。小さな脳梗塞であればほぼ後遺症なく回復しますが、詰まる場所、梗塞の範囲によっては重大な障害が残ることがあります。

脊髄障害

脊髄を栄養する肋間動脈に解離が進む、または血栓やプラークが詰まると、脊髄障害を発症し、手足のしびれ、四肢麻痺を起こすことがあります。歩行障害があれば、術後リハビリを行います。どの程度回復するかについては、障害の程度に左右されます。発症後は転倒などに十分注意した生活が必要です。

腎虚血

腎動脈に血流障害を起こすと腎虚血を起こし、腎障害が重度の場合は透析が必要となることがあります。一時的な透析で回復することもありますが、腎障害が残存し、尿が自分でうまく作れなくなった場合には維持透析(定期な透析で、多くは週3回の透析)が必要となります。

急性大動脈解離の入院期間や費用

入院期間

入院期間はおよそ2〜3週間程度を必要とします。術後の状態によっては1ヶ月以上かかることもあり、リハビリを行う場合は数か月の入院となることもあります。

入院費用

大動脈解離の手術は100万円以上と高額ですが、保険適応の治療であるため、高額療養費制度を利用できます。年齢、収入に応じて幅があり、10万〜30万円の間になることが多いと思われますが、詳細は病院窓口にてご相談ください。

配信元: Medical DOC

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