白血病が再発する原因
白血病にはさまざまなタイプのものがありますが、以下のような要因があると予後が不良となる可能性が高まると考えられています。
高齢であること
AMLの場合、60歳以上は予後不良因子として知られています。また、全身状態が悪いことや合併症があることも、再発や予後を左右する重要な因子となります。血液内科や腫瘍内科での厳密な管理が必要であり、異常を感じた場合は直ちに受診すべきです。
染色体核型・遺伝子変異
AMLの場合には、染色体のタイプが予後不良因子となる場合があります。3q異常や5番・7番染色体の欠失または長腕欠失などがあります。また、遺伝子変異としてFLT3-ITD変異というものも知られています。これらは精密な血液検査や骨髄検査によって判明します。
治療に対する反応性(治療回数)
寛解に至るまでに2回以上治療を要することは予後不良因子となります。初回治療での反応が十分でない場合、再発リスクが高まると考えられており、早期の段階から移植などのより強力な治療法が検討されることもあります。
白血病が再発するとどんな症状が現れる?
白血病の再発時に現れる症状としては以下のようなものがあります。
疲れやすくなる・貧血症状
骨髄で白血球や赤血球などの正常な血液細胞が作られるのが妨げられるために、貧血がみられることもあります。その結果、疲れやすくなる、動悸、息切れなどの症状が起こる場合があります。これらの症状は徐々に進行することが多いため、日々の体調変化に注意が必要です。
感染症がなかなか治らない
正常な白血球が減少するため、ウイルスや細菌などに対する免疫力が低下する場合があります。微熱が続く、風邪が治りにくいなどの兆候がある場合は、血液内科を受診して血液検査を受ける必要があります。
中枢神経症状(頭痛や吐き気)
白血病は髄液といって脳や脊髄の周りを満たす液体に再発することもあります。すると、頭痛や吐き気、ものが二重に見えるなどの症状が出現する場合もあります。こうした症状がある場合には、緊急性が高いこともあるため、早めに主治医に相談するようにしましょう。

