脳トレ四択クイズ | Merkystyle

元小学校教師が教える“不登校サポート5つの心構え” 「テスト良い点だったね!」よりもやる気が持続する褒め方とは?

心構え4 生活習慣が最優先

子どもにとって、生活習慣を整えることはすごく重要です。

その理由は、生活習慣や睡眠は、子どもたちの脳の成長に大きく影響するから。規則正しい生活をくり返すと、五感から効率的に、たくさんの刺激を受けられるようになり、脳の根幹機能の発達につながっていきます。

大人であっても、生活習慣の乱れが、メンタルの不調を加速させるケースはよくありますよね。小児科医で文教大学教育学部教授でもある成田奈緒子先生によると※1、子どもの場合は、生活習慣の乱れや睡眠不足によって、落ち着きがなくなったり、攻撃性が増したり、ミスや忘れ物が多くなるといった支障をきたすことがよくあるそう。

発達特性にも似た傾向ですが、そんな子が、しっかりと睡眠時間を確保するようになった途端、すっかり落ち着くことも多いといいます。それほど、生活習慣を整えることは、お子さんの成長や生活にとって、大切なことなのです。

勉強より、コミュニケーションより、まずは生活習慣。この大原則を心に留めておいてくださいね。

心構え5 チャレンジそのものに価値を置く

なにかに取り組むとき、つい「どんな結果だったか」だけを評価してしまうものですよね。周囲の人からの注目も、結果にばかり注がれるもの。

子ども自身もそうで、「できた」「できなかった」だけで物事を判断しがちです。チャレンジした結果「できなかった」とき、自らに「失敗」のレッテルを貼り、自信を失っていきます。次第に、失敗を極端に恐れるようになっていく子も多いです。

だからこそ、みなさんにはお子さんがなにかに取り組んだ過程(チャレンジ)そのものを、大切に見てあげてほしいと思います。

たとえば、「テスト良い点だったね!」と評価するよりも、「毎日勉強してたもんね!」「こういう計画を立てていたんだね!」などと、お子さんがテストをがんばろうと思ったこと自体に着目してあげるんです。そうやって、チャレンジそのものを評価するようになると、やる気が持続し、次なる困難に立ち向かう勇気が湧いてきます。

不登校のお子さんに伴走する親御さんが、一刻も早く結果を求めたくなる気持ちもよくわかります。難しいお願いだと重々承知していますが、結果に振り回されないでほしいと思います。そうではなく、お子さんがどんなふうに日々を過ごし、どんなチャレンジをして、どんな工夫をしているのかに目を向けてあげましょう。

心構え1 スモールステップで
心構え2 好きなことから
心構え3 子どもが自分で決める
心構え4 生活習慣が最優先
心構え5 チャレンジそのものに価値を置く

並べてみると当たり前のことばかりに思えますが、せわしない子育ての日常の中では、どれも意外と忘れがちになってしまうもの。毎日くり返し読むくらいの気持ちで、じっくりみなさんの心に定着させてほしいと思います。この心構えがあれば、それだけでお子さんとの接し方や関係性は大きく変わるはずですから。

※1 『「発達障害」と間違われる子どもたち』成田奈緒子著・青春出版社

※本記事は、『不登校をチャンスに変える一生モノの自信の育て方』<著:福田 遼/KADOKAWA>より抜粋・再編集して作成しました。

続きはぜひ書籍でご覧ください。

不登校をチャンスに変える一生モノの自信の育て方

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配信元: マイナビ子育て

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