Q3.普段の食生活で当てはまるものはどれですか?
編集部
普段の食生活についてのアンケートでは、「甘いもの(お菓子・スイーツ)をよく食べる(33.3%)」が最多となりました。次いで、「テレビやスマホを見ながらの『ながら食べ』が多い(28.9%)」「早食いである(27.4%)」「満腹になるまで食べてしまう(27.2%)」「炭水化物中心(27.2%)」といった項目が上位に並んでいます。このアンケート結果を見て、医師の視点からは現代人の食生活におけるどのような課題が読み取れますか?
大坂先生
肥満に関係する食行動について、肥満症ガイドラインにも、ここに書かれている食習慣が報告されています。中でも早食いについては重要でエネルギー摂取量関係無しに食べる速さと肥満度に関連があり、血糖値やインスリンの効きにくさにも影響したと報告されています。色々な状況もあるかと思いますが、「ゆっくり噛んで食べる」というのは非常に重要です。今回のアンケートでも25%以上の方が「早食いである」と回答していましたが、「ゆっくり食べる」と言うのはお金もかからず簡単にできるダイエット方法として重要です。是非、意識していただきたいと思います。Q4.飲酒の頻度はどの程度ありますか?
編集部
飲酒習慣について、まずは「頻度」のデータを見ていきます。「ほぼ毎日(12.9%)」「週に4〜5日(9.1%)」「週に2〜3日(12.5%)」と、週に複数回お酒を飲む層が合計で34.5%いらっしゃいます。この頻度のデータから、大坂先生にはどのようなリスクが見えていますか?
大坂先生
以前は「少量のお酒は健康に良い」とされてきましたが、最近は「少量のお酒も健康には良くない」という考え方が主流になりつつあります。特に肥満に関しては、個人差はあるもののお酒がきっかけで過食を誘発し、それによって体重のコントロールが難しくなる人もいます。できれば日常的な摂取は避けて、せめて休肝日を設けるようにしましょう。意外だったのが、「意図的に禁酒している」という方が16.4%もいらっしゃったこと。ご自身で努力されている姿は素晴らしいですね。

