ドーパミンの生成を助ける食べ物

ドーパミンの生成を助けるのは、材料となるチロシン、フェニルアラニンなどのアミノ酸や、代謝の際に補酵素となる栄養素です。
これらの栄養素を含んだ、日常的に手に入りやすい食べ物をご紹介します。
大豆製品
豆腐や納豆などの大豆製品は、ドーパミンの前駆体となるチロシンやフェニルアラニンが豊富な高タンパク質です。ドーパミン合成に必要なアミノ酸の元になります。
毎日の食卓に取り入れやすいので、ぜひ一品加えてみてください。
魚介類
さくらえびやさけ、かつお、いかなどの魚介類も、高タンパク質でチロシンやフェニルアラニンの量が多く、脳内のドーパミンの前駆体になります 。週に数回、主食として取り入れてみましょう。
チーズ
パルメザンチーズやチェダーチーズ、プロセスチーズなど、チーズ全般にチロシンが多く含まれます。トッピングなどで上手に取り入れましょう。
鉄分が豊富な食品
鉄分はドーパミン合成酵素の補酵素を活性化させる栄養素として重要です。不足すると合成が阻害されます。ひじきやレバー、ホウレンソウなどを意識して食べるようにしましょう。
にんにく
にんにくやガーリックパウダーはビタミンB6を豊富に含み、チロシンからドーパミンへの代謝に必要な補酵素の働きを助ける役割があります。日頃の料理の味付けなどで取り入れてみてください。
ドーパミンの分泌や生成を助ける食べ物を摂取する際の注意点

ドーパミンを増やす目的で食べ物を摂る時は、ただやみくもに食べればいいわけではありません。以下のような点に注意しましょう。
高脂肪・高糖質の食品を食べ過ぎない
飽和脂肪酸や精製糖質を多く含む食事は、ドーパミンの神経伝達を鈍らせて報酬系の機能を低下させることがあります。結果として、喜びややる気を感じにくくなったり、食欲制御の乱れで満足感が得られなくなったり、といった現象につながりえます。体重が増えるだけでなく、感情面にも影響する可能性があるのです。
栄養バランスと食事量の管理にも気を配る
過度な食事制限や高脂肪や糖分の多い食事は、ドーパミン受容体の感受性に影響して薬の効き方や治療に対する反応も変化させることがあります。栄養バランスの取れた食生活を心がけ、適切な食事量を摂りましょう。
ドーパミン製剤を服薬中の場合、特定の栄養素の相互作用に注意する
たとえば、パーキンソン病治療薬のレボドパは、高タンパク質食や鉄剤と併用すると吸収率や効果が低下する可能性があります。該当の薬を処方されている場合、医師や薬剤師の注意事項を守るようにしましょう。

