お子さんを小児科へ連れて行くとき、マイナ保険証を親のスマホに登録して使いたいと考えるママは多いですよね。結論から言うと、親のスマホに複数人を登録することはシステム上不可能です。しかし、カードの現物を持参すれば問題なく受診できますよ。これを知れば病院の受付で焦る場面が減り、ママの負担をしっかり減らすことができます。
マイナ保険証は親のスマホに登録不可? 資格確認書などの解決策
未就学児や小学生のマイナンバーカードを親のスマホに追加して持ち歩けたら便利ですよね。先に言うと、現在のシステムでは親のiPhoneなどに家族分のカードを登録することはできません。1台に家族分をまとめることはできないため、病院へ行く際は必ずカードの現物か資格確認書を持参しましょう。登録できない理由や窓口でのスムーズな対応方法を知っておけば、通院時のママの不安もスッキリ解消されますよ。
1台のスマートフォンに登録できるマイナンバーカードは1人のみ

親のスマホに家族の情報を複数登録できないのは、大切な個人情報を守るためのセキュリティ上の仕様です。マイナポータルなどは、スマホ1台につき1人のマイナンバーカードしか紐付けできない設計になっています。
これは、スマホを紛失したときに家族全員の情報が同時に漏れるリスクを防ぐためです。小学生のうちは親が一括管理したいと思うものですが、安全を確保するための重要なルールとして、まずは1台にまとめられない仕組みを理解しておきましょう。
15歳未満はスマホ用電子証明書に対応していないため利用不可
マイナ保険証をスマホだけで利用するには、「スマホ用電子証明書」という機能が必須です。しかし、15歳未満の未就学児や小学生は対象外となっているため、アプリへの登録自体ができません。
そのため、小学生に自分用のスマホを持たせていたとしても、そこに保険証の機能を登録して持ち歩くことはできない仕組みです。中学生になり15歳の誕生日を迎えれば、本人のスマホに登録して一人で受診できるようになりますよ。それまでの間は、親が現物のカードをしっかりと管理してあげましょう。
受診時は本人のマイナンバーカード現物か資格確認書を持参する
スマホには登録できないため、病院の受付では毎回マイナンバーカードの現物を提示する必要があります。
もし忘れてしまった場合でも、後日提示する約束をして一旦全額負担したり、資格確認書を見せたりすることで対応できますよ。まずは焦らず、窓口のスタッフへ相談してみてくださいね。
大切なカードを持ち歩くときは、紛失や破損を防ぐため、診察券やお薬手帳と一緒に専用のポーチへまとめておくのがおすすめです。受付でサッと取り出せる状態にしておけば、抱っこ紐で両手がふさがっているときでもスムーズに対応できます。毎回の通院セットをあらかじめ準備しておくと、出発前のバタバタした時間を大きく減らせますよ。
小学生や未就学児のマイナ保険証を紐付けする方法と手順

病院の受付で親のスマホをかざすことはできませんが、保険証利用の事前申し込みは親の端末から代理で行えます。専用のカードリーダーがなくても、スマホを読み取り機として使えるので簡単ですよ。急な発熱などで病院へ行くときも慌てずに済むよう、具体的な設定手順やエラーが出たときの対処法を事前に確認しておきましょう。
親のスマホからマイナポータルを使って代理で紐付けする
小学生や未就学児の保険証利用の申し込みは、親のスマホに入っているマイナポータルアプリで簡単に済ませられます。パソコンを開いたり、わざわざ市役所の窓口へ足を運んだりする必要はありません。
準備するものは、紐付けたいお子さんのマイナンバーカードと、受け取ったときに設定した数字4桁の暗証番号だけです。スムーズに進めば、ほんの数分で手続きは完了します。
健康保険証としての利用申し込みを完了させる手順
実際の手続きは、画面の案内に従って進めるだけで完了します。初めてアプリを操作するママでも迷わないように、具体的な手順を順番に確認していきましょう。以下の流れに沿って進めてみてくださいね。
①親のスマホでマイナポータルアプリを開く
②トップ画面にある健康保険証利用の申し込みボタンをタップする
③利用規約を確認し、同意して次へ進む
④本人のマイナンバーカードをスマホで読み取る
読み取りに成功すると、申し込み完了の画面が表示されます。一度登録が済めば、転職などで健康保険組合が変わっても再設定の必要はありません。
エラーで紐付けできないときの確認ポイントと対処法
手続きの途中でエラーが表示され、うまく紐付けが完了しないケースも少なくありません。
もっとも多い原因は暗証番号の入力ミスや、カードの読み取り不良によるものです。しかし、正しい位置に当て直したり、時間を置いて再試行したりすることで解決できます。焦らずに原因を探っていきましょう。
iPhoneの場合は端末上部のカメラ付近に、Androidの場合は背面のマーク付近にICチップの読み取りセンサーがあります。カードをかざしてから読み取りが完了するまで、数秒間は動かさずにじっと待つのがポイントです。
