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京都の男児遺棄事件「さすがにやりすぎ」報道に批判渦巻く…辺野古事故との「熱量差」はどこで生まれた?

京都の男児遺棄事件「さすがにやりすぎ」報道に批判渦巻く…辺野古事故との「熱量差」はどこで生まれた?

●変わるメディア環境、量産される「コタツ記事」

実際、ニュースサイトのアクセスランキングを見ると、この1カ月ほどは京都の事件関連の記事が上位を占めている。社会的関心が高いのは確かだ。

一方で、あまりの報道量に食傷気味になっている人がいるのも事実だ。

その背景として、澤さんはメディア環境の変化を挙げる。

テレビのワイドショーに出演する専門家やタレントの発言やSNS上の反応をもとに、スポーツ紙やウェブメディアが次々と記事化する──いわゆる「コタツ記事」が量産される構造がある。こうした記事がアクセスを集めることは珍しくない。

さらに、SNSのアルゴリズムによって、関心の高い話題が繰り返し表示され、一度その流れに乗ると別のニュースに触れにくくなる。この“偏り”も、違和感を増幅させている可能性がある。

●辺野古の事故報道は「少ない」のか?

では、「辺野古の事故は報道が少ない」という批判はどう考えるべきか。

澤さんは、そもそもの認識のズレを指摘する。

「マスコミは常に“メディアスクラム”のように取材している、という前提で見られがちです。そのうえで『なぜ今回はそうならないのか』と比較される。そこにギャップが生まれているのではないでしょうか」

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