ふかふかのソファに身を沈めて、映画の世界へ!
入口に入って支払いを済ますと、すぐそこにシアターが。

スクリーンは135インチ。席数は約20席ほどです。
元は制服店だった建物を改装した空間は、大きすぎないからこそ、作品との距離がとても近く感じられます。
客席に入ってまず驚いたのが、ふかふかのソファ席。

一般的な映画館の椅子とは違い、家のリビングにおいてあるタイプのふかふかのソファが並んでいます。最前列のローソファは早い者勝ちですね!
私が今回座ったソファのタイプはレザータイプのリクライニングソファ。

自分で角度を自由に変えられるため、一番良い角度に調整。日々の仕事で凝り固まった身体が柔らかいソファにズブズブと沈み込んでいきます。あ~やばいやばい・・・寝そう・・・。
ソファに座り心地の良さに「このまま暗くなったら、私は上映中に寝てしまうのでは!?」と焦ったのもつかの間。
上映前には「シネマドア」オーナーの金塚さんが登壇し、映画の説明とあいさつをしてくれます。

丁寧な金塚さんのあいさつに、「今から現実を忘れて映画を見るんだ」と特別な気持ちになることが出来ました。
この日鑑賞したのは、スイスの映画『ナースコール』。

人手不足の病棟で奮闘する、遅番勤務の看護師の主人公を描いた作品です。
足りない人手、苛立つ患者から要求。次々と押し寄せる困難に、思わず手に汗を握りながら見守る一方で、死を前にした患者たちとの心の交流には胸が締めつけられました。
医療現場の厳しさだけでなく、その中で生まれる小さな優しさや、人が人を支えることの意味が丁寧に描かれていて、観終わったあとには不思議と爽やかな余韻が残ります。
「誰かの仕事のおかげで、自分たちの生活は回っている。」
そんな当たり前だけれど忘れがちなことを、改めて気づかせてくれる良作でした。
上映前は「眠ってしまったらどうしよう・・・」と思っていたのが噓のような没入感を味わうことが出来ました!あ~面白かった・・・!
映画を観たあとにも楽しみが
シネマドアの最大の特徴は、上映後の“感想トーク”にあります。
映画が終わったあと、そのまま帰るのではなく、30分ほどカフェタイムのように感想を語り合う時間が設けられているんです!

この日、私もオーナーの金塚さんと映画について話をすることができました。
「このシーン、どう感じました?」
「この作品が好きなら、あの映画もきっと好きですよ」と、どんどん会話が広がっていきます!
今回観た『ナースコール』の感想だけでなく、お互いの好きな映画や、おすすめ作品の話でも大盛り上がり!
更に、私と金塚さんの好きな俳優さん数名がぴったり一致していることが発覚。「塩顔の俳優さんって素敵ですよね~」と会話に花を咲かせてしまいました。
映画好き同士だからこそ、初対面でも不思議と距離が近くなる。これこそが、“コミュニティシアター”と呼ばれる理由なのだと感じました。

館内では、500円で利用できるドリンクバーもあるので、上映中はもちろん、映画を観終わったあとの感想トークの時間にも、好きな飲み物をゆったり楽しむことができます。
静かに作品の余韻に浸るのもよし、誰かと語り合うのもよし。映画の時間が“上映時間だけ”で終わらないのが嬉しいところです。
この日販売されていたフードは、鳥取県倉吉市のポップコーン専門店『OKAWARI POPCORN 』さんのポップコーンと、鳥取県智頭町で手掛けられたドライフルーツ。


まだフードの種類は多くありませんが、今後は映画の中に登場した料理、いわゆる“映画飯”の提供も考えているそうです!
「あの映画に出てきたあの料理、食べてみたい」
そんな願いが叶う日が来るかもしれませんね・・・!

