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「代わってあげられない苦しみ」 改宗して夫を支える日本人妻、ロヒンギャ難民認定訴訟に託す願い

「代わってあげられない苦しみ」 改宗して夫を支える日本人妻、ロヒンギャ難民認定訴訟に託す願い

●送還されれば命の危険がある

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ミョーさんの代理人をつとめる渡邉彰悟弁護士は、裁判の状況について次のように説明する。

「彼はミャンマーでNLD(国民民主連盟)という組織で政治活動に関わり、ロヒンギャの組織でも活躍してきた人物です。その資料も裁判所に提出しました。

しかしミャンマーでは、同じ組織内でもロヒンギャであるという理由で嫌厭される。2017年以降のジェノサイドでは、ロヒンギャそのものが標的となり、多くが虐殺されています。

近年は徴兵制も始まり、一般市民も突然動員されており、軍政はロヒンギャの存在を認めていないにもかかわらず、徴兵では都合よく利用する。こうした状況だけでも、彼が難民であることは明らかです」

名古屋高裁は2024年1月、ロヒンギャの男性を難民認定するよう命じる判決を出している。渡邉弁護士は、ミョーさんが送還されれば命の危険があると指摘したうえで、「東京でも同様の判断がなされるべき」とうったえた。

●SNSのムスリムヘイトはまったく理解できない

聖子さんは、ミョーさんと同じムスリムになるため改宗した。裁判の日はヒジャブを身につけている。SNSで広がるムスリムに対するヘイトについて、こう語る。

「ムスリムが危険であるかのような書き方をされているのを見て、理解できません。私自身、モスクで勉強会に参加していますが、そこで学ぶことはとても平和的です。

SNSの情報とはまったく違います。何を危険視しているのか全然わからないです。もちろん(ヘイトが)気になってしまうこともありますが、それでも自分で学び続けたいと思っています。自分にとって得るものがあると思っています」

毎回裁判に足を運ぶ聖子さんの父親も、ミョーさんとの結婚や改宗について「本人が決めたことならいい」と理解を示しているという。

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