人と人のつながりを光に変える参加型作品《Embrace》
『Embrace』(Visible CITY:ファンモアタイム広場)/Beamhacker/オーストラリア
オーストラリアのBeamhackerによる《Embrace》は、来場者の参加によって完成するインスタレーションだ。周囲に並んだ人型のシルエットと手をつなぐことで、光の波紋が連鎖するように広がっていく。
作品の中で重要になるのは、鑑賞者の身体とコミュニケーション。見るだけではなく、誰かとつながることで作品が変化していく構造は、「光のアート」をより身体的な体験へと変えてくれる。
都市の中で失われがちな人と人との関係性を、光の波紋として可視化する本作は、「TOKYO LIGHTS 2026」が掲げる“つながり”のテーマを象徴する作品のひとつといえるだろう。
都市の記憶を映し出す《Visible TOWER》
『Visible TOWER』(Visible CITY:ファンモアタイム広場)/V_T(ヴィ・ティー)/日本
《Visible TOWER》は、「Visible CITY」を象徴するタワー型インスタレーション。V_T(YAMACHANG / Kenji Kohashi / Naoya Murayama)による作品で、街を行き交う人々の記憶や日々の営みを“光の記憶”として刻み、可視化する。
昼は周囲の街や人を映す鏡のように存在し、夜になるとAIによってコラージュされた街の記憶がLEDビジョンに現れる。作品の中を実際に通り抜けながら、都市が蓄積してきた時間や気配を感じられる点も特徴だ。
建築、映像、彫刻、AI表現が重なり合う本作は、西新宿という都市空間そのものを作品の一部として取り込んでいく。
