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元号「平成」誰が考えたのか、37年経ても秘密のまま 開示文書でも核心は黒塗り

元号「平成」誰が考えたのか、37年経ても秘密のまま 開示文書でも核心は黒塗り

●考案者の氏名などは黒塗り

多くの関係者が選定に関わっていたことがわかるものの、核心部分はなお伏せられたままだ。

開示された文書の一つに「元号候補名考案者の選考及び委嘱について」という決裁文書がある。

この文書には、政府が極秘裏に委嘱した考案者たちの「氏名」「年齢」「現職等」を記した名簿が添付されているはずだった。

しかし該当ページは、上から下まで黒塗り(マスキング)され、その内容を読み取ることができない状態になっている。

当時の政府文書には「考案者の氏名、人数等については公表は差し控えたい」と明記されている。

考案者は、文化勲章受章者や文化功労者、日本学士院会員など、国文学、漢文学、日本史学、東洋史学の専門家の中から内閣総理大臣が複数人を選考。各人に2〜5案の提出を求めたという。

専門分野のバランスや健康状態なども考慮したうえで、5人以内を選ぶ方針だったことも文書に書かれていた。

●改元の準備時期も「公表は適当でない」

考案者の名前について、1979年の国会で内閣審議室長が「適当な時期には公表することも必要」と答弁していたが、選定手続きを終えた段階で、政府はこの方針を事実上撤回した。

開示文書からは、改元準備は昭和天皇の崩御が公表される前から水面下で進められていたこともうかがえる。

考案者への委嘱も崩御の公表後に正式におこなわれたとされているが、実態はそれ以前から依頼され、崩御当日に正式提出として確認したと記されている。

改元の準備が始まった具体的な時期については、「事柄の性質上、公表することは適当でない」とされ、明かされなかった。

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