「脳波検査の費用」はいくらかご存じですか?分かる病気や注意点も医師が解説!

「脳波検査の費用」はいくらかご存じですか?分かる病気や注意点も医師が解説!

「脳波検査」の見方と再検査が必要な結果

以下のような診断結果の場合にはすぐに病院に受診しましょう。

「脳波検査」の結果の見方

脳波の判定では、基礎的な律動が保たれているか、左右差があるか、てんかん性放電があるかなどを確認します。異常所見があっても、すぐに重い病気と決まるわけではありませんし、逆に症状があっても1回の検査で異常が出ないこともあります。症状の内容、発作の頻度、検査時の覚醒・睡眠状態を含めて評価されます。

「脳波検査」の再検査基準と内容

初回検査で異常がはっきりしないものの、てんかんや睡眠関連発作がなお疑われる場合は、睡眠脳波、長時間脳波、ビデオ同時記録などの再検査が行われることがあります。症状が続くのに「一度正常だったから大丈夫」とは言い切れないため、主治医の判断で追加検査が選ばれます。

「脳波検査」で見つかる病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「脳波検査」に関連する病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

てんかん

てんかんは、脳の神経細胞が過剰に興奮し、発作を繰り返す病気です。意識消失、けいれん、ぼんやりする発作など症状はさまざまで、脳波検査は診断や発作型の評価に重要です。発作を疑う症状があれば脳神経内科やてんかん外来の受診が勧められます。

睡眠障害

日中の強い眠気や睡眠中の異常行動がある場合は、睡眠障害が背景にあることがあります。脳波は睡眠段階の評価にも用いられ、必要に応じて終夜睡眠ポリグラフィーやMSLT(睡眠潜時反復検査)などの検査が行われます。MSLTは、ナルコレプシーや特発性過眠症などの過眠症を診断するため、日中の眠気の強さを客観的に測定する専門的な検査です。睡眠障害が疑われる場合に推奨される受診先には精神科、心療内科、睡眠外来、脳神経内科などがあります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

いびき、日中の眠気、睡眠中の無呼吸が疑われる場合はSASの検査が行われます。SASの評価では終夜睡眠ポリグラフィーが用いられ、条件を満たせば保険診療で算定されます。脳波を含む詳細検査は、睡眠の深さや覚醒反応も確認できる点が特徴です。

脳梗塞・脳出血

脳梗塞や脳出血では、主にCTやMRIなどの画像検査で診断が行われますが、けいれんや意識障害を伴う場合には、脳波検査が補助的に用いられることがあります。脳の障害によって電気的な活動に乱れが生じると、脳波に異常が現れることがあります。また、脳卒中後にはてんかん発作を発症することがあり、その評価や再発リスクの把握においても脳波が役立つ場合があります。近年では、発作が起きていない時期であっても、脳波上に「発作間欠期てんかん性放電(interictal epileptiform discharges)」と呼ばれる特徴的な異常が認められると、脳卒中後てんかんの再発と関連する可能性が示されています。手足のしびれや脱力、ろれつが回らない、突然の強い頭痛などがある場合は、速やかに医療機関を受診することが重要です。受診先は脳神経内科や脳神経外科が適しています。

脳腫瘍

脳腫瘍では、発作や意識変化をきっかけに脳波検査が行われることがあります。ただし、腫瘍そのものの評価はMRIなど画像検査が中心です。頭痛、けいれん、性格変化、片麻痺などがあるときは早めに脳神経外科や脳神経内科を受診しましょう。

配信元: Medical DOC

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