DHAの効果

DHAには脳機能の体内の免疫反応の調整、脂肪燃焼の促進、血管の柔軟性維持、血小板の凝集に関わる等のさまざまな働きがあり、生活習慣病や炎症に関連する体の働きに関与する可能性が示唆されています。
また、脳の神経細胞の情報伝達をスムーズにする働きがあり、記憶力や言語能力などの認知機能、行動能力にも好影響をもたらすといわれています。
脳機能の維持・向上
DHAは脳の海馬の機能をサポートし、記憶力や言語能力の低下の抑制に関与する可能性があります。また、脳細胞(ニューロン)の膜に多く存在し、細胞膜を柔らかく保ち、神経細胞を保護、神経伝達物質の放出や受容をスムーズにしています。その結果、記憶力や学習能力の維持に役立つと考えられています。
中性脂肪の低下
DHAは肝臓での中性脂肪の合成を抑え、分解を促進することで血中中性脂肪値低下の可能性があります。特にDHAは中性脂肪を減らす効果に加え、善玉(HDL)コレステロールを増やす可能性が示唆されています。
血流をスムーズに保つ働き
DHAは赤血球の膜の柔軟性を高め、毛細血管の隅々まで酸素や栄養が届きやすくします。また、 DHAは悪玉(LDL)コレステロール・中性脂肪の減少や善玉(HDL)コレステロールの増加に関与する可能性があります。そして血液中の脂質バランスを整え、血栓形成にかかわる仕組みや血流をスムーズに保つ働きに影響を与えると示唆されます。
目の健康維持
DHAは目の組織、特に網膜の脂質成分として非常に多く含まれており、脂質の成分構成に関与しています。このため、目の健康維持に影響を及ぼしていると考えられています。
DHA・EPAを同時に摂取した時の効果

EPAは血小板の凝集を抑制する作用や血管拡張作用を通じて血流の改善に関与するとされています。一方、DHAは赤血球や血管の細胞膜の柔軟性維持に関与する可能性が示唆されています。いずれも血中の中性脂肪(トリグリセリド)値を低下させる働きが報告されており、動脈硬化などのリスクに関わる体内環境の維持に関与すると考えられています。これらは共通する作用も多く、同時に摂取することで相補的に働く可能性がありますが、明確な相乗効果については限定的なエビデンスにとどまります。

