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「自分の子じゃないようだった」震えながらうずくまった息子…開示資料に残っていた“いじめの痕跡”

「自分の子じゃないようだった」震えながらうずくまった息子…開示資料に残っていた“いじめの痕跡”

●開示資料に残っていた記述

恵くんの衝動的な行動の後、学校は生徒へのアンケートや聞き取り調査を実施した。ところが、父親は校長からこう説明されたという。

「いじめに関する内容は、一切出てこなかった」

納得できなかった父親は、情報公開請求をした。そこで開示された資料には、いじめをうかがわせる記述が並んでいた。

父親は語る。

「アンケート段階でも、いじめを示す内容は書かれていた。息子からは『突き飛ばされた』とも聞いています」

現在も、恵くんは苦しみ続けているという。

●委員長「自分は作成していない」謎の文書」

学校側は2023年、「重大事態」として学校主体の調査委員会を設置した。しかし、保護者側は、その調査のあり方そのものに疑問を呈している。

4月20日の記者会見では、県と関係のあるスクールカウンセラーが委員に含まれていることについて、「独立性に疑問がある」と主張。文科省ガイドラインに沿った進捗報告も受けていないとうったえた。

さらに、調査委員長名義で送られてきた文書について、委員長本人に確認したところ、「自分は作成していない」と説明されたという。

保護者側は、「別の誰かが作成した疑いがある」としている。

また、校長から送られてきたメールについても、送信主体が曖昧で「なりすまし」の疑いがあるとして県を提訴。県側は請求棄却を求めている。

このほか、当時の校長が虚偽文書を作成したとして刑事告訴。一度は不起訴となったものの、新たな証拠が見つかったとして、検察に追加資料を提出したという。

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