●「弁護人が証拠に簡単にアクセスできれば短くなる」ケースも
以上、時系列でざっと整理してみました。
公判前整理手続は非公開であり、どのような要因で長期化しているのかは正確には分かりかねますが、5年もかかっているのであれば、これらの要因のうち複数が影響していると思われます。
裁判所や検察庁はまた別の見方をすると思いますが、少なくとも弁護人の立場からみると、捜査機関の手持ち証拠へのアクセスがもう少し容易であれば、準備期間を短くできたのにと感じたケースは多いです。
【取材協力弁護士】
神尾 尊礼(かみお・たかひろ)弁護士
東京大学法学部・法科大学院卒。2007年弁護士登録。埼玉弁護士会。一般民事事件、刑事事件から家事事件、企業法務まで幅広く担当。企業法務は特に医療分野と教育分野に力を入れている。
事務所名:東京スタートアップ法律事務所
事務所URL:https://tokyo-startup-law.or.jp/

