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【訃報】元日テレ・吉田塡一アナウンサー 『十二指腸がん』の前兆・初期症状を医師が解説

【訃報】元日テレ・吉田塡一アナウンサー 『十二指腸がん』の前兆・初期症状を医師が解説

元日本テレビアナウンサーの吉田塡一郎さんが、4月17日に十二指腸がんのために亡くなっていたと報じられています。79歳でした。本記事では、医師の大坂貴史先生に十二指腸がんの概要や初期症状などを解説してもらいました。

大坂 貴史

監修医師:
大坂 貴史(医師)

京都府立医科大学卒業。京都府立医科大学大学院医学研究科修了。現在は綾部市立病院 内分泌・糖尿病内科部長、京都府立医科大学大学院医学研究科 内分泌・糖尿病・代謝内科学講座 客員講師を務める。医学博士。日本内科学会総合内科専門医、日本糖尿病学会糖尿病専門医。

十二指腸がんの概要

十二指腸がんは、十二指腸に発生する悪性腫瘍全般を指す言葉です。初期症状は乏しいものの、進行すると食欲不振や吐き気、嘔吐、便の色の変化、黄疸、黒色便、貧血といった症状がみられます。診断は、症状や身体診察ののち、CTや内視鏡検査、生検などを通じて確定します。治療はがんの種類や進行度に応じて、内視鏡治療や外科的手術、化学療法が選択されます。十二指腸がんは人口10万人あたり6人未満とされる希少がんであり、発症のリスク因子は未解明な点も多いものの、一部の神経内分泌腫瘍には遺伝的背景が知られています。明確な予防法はないものの、胃カメラなどによる定期的な検診が早期発見・早期治療に重要です。

十二指腸がんの原因

「がん」という言葉がカバーする疾患は広く、胃癌に代表されるような管 (くだ) の内腔表面や表皮の細胞 (上皮系細胞) から発生する「癌」、筋肉をはじめとした支持組織や血液などの、外の世界と接しない細胞由来の悪性腫瘍まで含みます。全身にできる悪性腫瘍をまるっと含んだ概念が、ひら仮名の「がん」だと考えてください。
したがって「十二指腸がん」という言葉には、十二指腸原発のあらゆる悪性腫瘍が含まれます。神経内分泌細胞が悪性化した神経内分泌がん、十二指腸内腔表面の腺上皮が悪性化した十二指腸腺癌、線維芽細胞や平滑筋細胞、神経系の細胞から発生する十二指腸の消化管間葉系腫瘍 (GIST) が代表的です。
それぞれ由来が異なるため、個別に原因を解説することはしません。由来となる細胞に何らかの変異がおこり「がん化」します。その原因は感染症であったり、遺伝性の素因、良性の腺腫 (ポリープ) が時間をかけて「がん化」することがあります。

配信元: Medical DOC

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