十二指腸がんの治療
がんの種類や、進行度によって治療法が異なります。内視鏡での摘出ができるものであれば、内視鏡的な治療が行われます。手術で摘出するものもあります。
がん治療全般にいえることですが、がんの種類・進行度に応じて化学療法を行います。手術ができる場合でも、手術の治療効果を高めるための化学療法を行うことがあります。
その他症状緩和のための治療も並行して行います。
十二指腸がんになりやすい人・予防の方法
十二指腸がんは胃癌や大腸癌にくらべて頻度が低く、小腸がん (十二指腸がん・空腸がん・回腸がん) 全体でも、診断されるのが人口10万人あたり6人未満の「希少がん」に分類されます (参考文献 1, 2) 。
希少疾患でありリスクも分かっていない部分が多いですが、小腸がん全体のなかで多い「神経内分泌腫瘍」というタイプは、その一部で家族性の発症が知られています。家族に神経内分泌腫瘍患者がいる場合には、発症率が高いといえるかもしれません。
発症の予防法は基本的にありませんが、検診で胃カメラを定期的にやることが早期発見・早期治療・重症化予防につながります。十二指腸の奥のほうだと胃カメラでの観察が難しい場合があります。そのような場合には便潜血検査が陽性になって、精査のなかで気づかれる場合があります。いずれにせよ、検診を定期的にうけて、異常所見は放置しないことが重要です。
参考文献
がん情報サービス. 小腸がん (十二指腸がん・空腸がん・回腸がん). 2025.05.27 閲覧
国立がん研究センター 希少がんセンター. 小腸がん (十二指腸がん・空腸がん・回腸がん) (しょうちょうがん/じゅうにしちょうがん/くうちょうがん/かいちょうがん). 2025.05.27 閲覧
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