●死刑囚の家族は「自由が制約されている」
クライムインフォは、今回の調査から浮かび上がった家族像について、次のようにまとめている。
「信頼して相談できる相手もなく、メディアからの攻撃や周囲の人々からの差別的対応などの苦痛に耐え、これらを避けるために社会との関係を避けることを余儀なくされ、『孤立し』、『様々な苦痛に耐えながら』生きる死刑確定者家族像」
そのうえで、次のように指摘した。
「社会的な圧力や差別のなかで、自分自身の『生』を能動的に選び取って生きていくことが阻まれているという点で自由が制約されているといってよい。
本調査が、死刑確定者の家族のおかれた状況の一端を市民社会が情報として共有し、取り組むべき社会的課題として認識するための役割を果たすことを望む」

