他人のニオイは「我慢」が最多! 誰も教えてくれないからこそ怖い“無自覚なニオイ”
「周囲の人の身体や頭皮のニオイが気になったことがあるか」について尋ねたところ、以下のような回答になりました。

性別や関係性によって、ニオイへの気づきやすさに明確な違いが見られます。
「友人/知人」に対しては男女ともに約半数がニオイを気にする一方で、「家族」や「恋人」といった身近な相手に対しては、男性よりも女性の方が敏感にニオイを察知する傾向が示されました。
特に女性では、「家族」のニオイが気になった経験がある人が6割以上を占めており、普段から身近に接しているため、小さなニオイの変化にも気づきやすい可能性が考えられます。
また、「恋人・好意がある人」のニオイについても、女性の半数以上が気になったことがあると回答しています。こうした結果は裏を返せば、「恋人や好意がある相手からも、自分のニオイに気づかれている可能性が高い」ということです。
もっとも身近な相手から自分のニオイをどう思われているか不安に感じる人も多いからこそ、親しい間柄であっても日々の自発的なニオイケアを徹底することが重要になりそうです。
では、ニオイが気になる時にそれを本人に伝えたり、行動している人はどのくらいいるのでしょうか。

「身体や頭皮のニオイがあることについて、伝えたり、何か行動したことはあるか」について尋ねたところ、特に恋人や好意を寄せている相手に対して、ニオイが気になってもストレートに伝えることができた人は男女ともに約1割に留まります。
一方で、最も多かった回答は「我慢」であり、特に女性の約2割がパートナーのニオイを不快に思いながらも、我慢しているというように、ニオイに関する悩みは周囲に打ち明けにくく、一人で抱えてしまう傾向が見られます。
この傾向は友人関係においても同様の現象が起きているのが現実です。さらに、指摘をしない代わりに「静かに距離を置く」という回答も一定数存在しており、本人が気づかないうちに周囲との距離が生まれている可能性があります。
誰からも「ニオイ」について指摘されないというのは、決してケアが完璧である証拠ではないようです。ニオイは自分自身では気づきにくいからこそ、セルフケアが不可欠と言えるでしょう。
人には言えない!? 「自分のニオイ、どう確かめてる?」リアルな自己チェック事情

「人の体臭やニオイが気になったことがあるのは、どのようなときか」について尋ねたところ、「すれ違った瞬間(36.6%)」と回答した人が最も多く、「隣に座っているとき(35.6%)」「運動後汗をかいたとき(28.5%)」と続きました。
運動後や密着といったわかりやすい状況よりも、すれ違いざまや隣席といった、何気ない日常の動作における回答が上回っています。特別な場面に限らず、他者との物理的な距離が縮まる日常のふとした瞬間にこそ、ニオイは周囲に伝わってしまっていることがうかがえます。
では自分のニオイをチェックしているタイミングはいつなのでしょうか。
「自分のニオイチェックとしてやったことがあるもの」について尋ねたところ、「汗をかいた部分を嗅ぐ(39.8%)」と回答した人が最も多く、「汗じみなどがついた衣類を嗅ぐ(33.1%)」「ニオイを自分でチェックしたことは1度もない(27.7%)」と続きました。
多くの人が、目に見える汗や濡れた衣類など、わかりやすい指標がある時にのみ確認を行っている傾向がうかがえます。一方で、約3割の人が「自己チェックを1度も行ったことがない」と回答しており、自分のニオイに気づいていない人が、一定数いる実態も見えました。
しかし、周囲がニオイを感じているのは「すれ違った瞬間」などの何気ない場面であり、汗をかいた自覚がある時だけをケアの対象としていると、気づかないうちに蓄積された頭皮や身体のニオイチェックは見逃している人が多いのではないでしょうか。
