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「健康診断のD判定」を”放置する”とどうなるかご存じですか?対処法も医師が解説!

「健康診断のD判定」を”放置する”とどうなるかご存じですか?対処法も医師が解説!

「健康診断のD判定」で気をつけたい病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「健康診断のD判定」に関する症状が特徴の病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

肝機能障害

肝機能障害は、アルコールや脂肪肝、ウイルス感染などが原因で起こります。健康診断の項目では、AST、ALT、γ-GTPなどの血液項目や、腹部超音波の所見などで評価します。初期は無症状のことが多く、血液検査で初めて指摘されるケースが目立ちます。生活習慣の見直しや原因に応じた治療が必要です。消化器内科での評価が推奨されます。

糖尿病

糖尿病は血糖値の上昇が持続する疾患で、放置すると神経障害や腎障害などの合併症につながります。血液検査で、空腹時の血糖値やHbA1cなどの項目で評価します。また、尿検査で糖分が含まれていないかもチェックします。糖尿病の疑いがある、または糖尿病の診断がなされた場合、食事療法や運動療法、必要に応じて薬物療法が行われます。内科または糖尿病内科での管理が必要です。

高血圧症

高い方の血圧(収縮期血圧)が140mmHg以上、もしくは低い方の血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上の状態の場合、高血圧と診断されます。高血圧は動脈硬化を進め、脳卒中や心疾患のリスクを高めます。塩分摂取の見直しや運動習慣の改善に加え、必要に応じて降圧薬を使用します。内科での継続的な管理が求められます。

心疾患(心筋梗塞・狭心症など)

心電図異常や胸部症状から疑われることがあります。動脈硬化によって心臓の血管(冠動脈)が狭くなったり詰まったりすると、心筋に十分な血液が届かなくなり、狭心症や心筋梗塞を引き起こします。労作時の胸の圧迫感や締め付けられるような痛み、息切れ、動悸などがみられることがありますが、初期は自覚症状に乏しいケースもあります。放置すると突然の発症につながることもあるため注意が必要です。循環器内科を受診し、心電図の再評価に加えて心エコー検査、運動負荷試験、必要に応じて冠動脈CTなどの精密検査を行い、早期に診断・治療方針を決定します。

「健康診断のD判定」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「健康診断のD判定」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

「要精密検査」とされるD判定が出た場合、体はどのような状態なのでしょうか?

木村 香菜 医師

検査値や所見に異常があり、詳しい検査を行わないと診断が確定できない状態です。すでに病気が存在している可能性もあるため、医療機関での評価が前提となります。

健康診断の「C判定」と「D判定」の違いは何ですか?

木村 香菜 医師

C判定は生活改善を中心とした経過観察ですが、D判定は精密検査や治療が必要と判断された状態です。対応の優先度が異なります。D判定は、より速やかに対応が必要という意味合いと捉えるとよいでしょう。

健診でコレステロールがD判定でした。放置するのは危険でしょうか?

木村 香菜 医師

脂質異常は動脈硬化の進行に関与します。放置すると心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まる可能性があるため、早めの対応が望まれます。

健康診断の結果でD判定が出たら精密検査は自費になりますか?

木村 香菜 医師

医療機関で診療として行われる場合、ほとんどのケースでは保険適用となります。精密検査を受けようとする医療機関に事前に確認すると、より安心です。

配信元: Medical DOC

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