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【取材レポート!】『銀河鉄道999 THE GALAXY EXPERIENCE あの旅は、まだ続いている。』999号に乗り銀河へ旅立つ。“観る”から“体験する”展覧会【角川武蔵野ミュージアム】

02_●映像(ギャラリー入り)第1会場のようす©松本零士/零時社・東映アニメーション

「今までの鑑賞するというところから、そこに存在するという感覚へ」。内覧会の冒頭、本展のプロデューサーを務める宮下俊さん(角川武蔵野ミュージアム ゼネラルプロデューサー)は、今回の展示に込めた思いをそう語りました。

本展は、1979年に公開された劇場版『銀河鉄道999』をもとに、その物語世界を映像、音響、空間演出によって拡張する体験型の展覧会です。映画をスクリーンの前で「観る」のではなく、来場者自身が銀河鉄道の乗客となり、鉄郎やメーテルとともに宇宙へ旅立つ。そんな没入感のある構成が大きな特徴です。

◆銀河鉄道999 THE GALAXY EXPERIENCE あの旅は、まだ続いている。

角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー

開催期間:2026年4月25日(土)~10月26日(月)

映画の外側に広がる世界へ

宮下さんが語っていたのは、劇場版『銀河鉄道999』への深いリスペクトでした。1979年公開の劇場版は、当時大きな反響を呼び、アニメ映画の枠を超えて多くの人々の記憶に残る作品となりました。本展が目指したのは、その名作をそのまま再現することではありません。映画の外側に広がっていたかもしれない世界を、新たな映像体験として立ち上げることでした。

03_●映像(メーテル)第1会場のようす©松本零士/零時社・東映アニメーション

メーテルや鉄郎が見た空間や時間。彼らが抱えていた希望、孤独、淡い思い。それらを平面の映像としてではなく、立体的な空間の中に定着させる。今回の展示には、そんな制作側の強い意図が込められています。

永遠の命をめぐる問い

『銀河鉄道999』が描いてきたのは、単なる宇宙冒険ではありません。永遠の命は本当に幸福なのか。機械の身体を手に入れることは、人間であることを超えることなのか。それとも、人間らしさを失うことなのか。

04_●映像(メーテル別れ)第1会場のようす©松本零士/零時社・東映アニメーション

鉄郎が旅のなかで出会う星々や人々は、彼に問いを投げかけ続けます。半世紀近く前に生まれた作品でありながら、そのテーマは、AIやテクノロジーによって身体や存在のあり方が揺らぐ現代にも、驚くほど鋭く響いてきます。

配信元: イロハニアート

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