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【取材レポート!】『銀河鉄道999 THE GALAXY EXPERIENCE あの旅は、まだ続いている。』999号に乗り銀河へ旅立つ。“観る”から“体験する”展覧会【角川武蔵野ミュージアム】

旅はホワイエから始まる

展覧会の体験は、会場に入る前から始まります。ホワイエには、銀河鉄道をイメージした客車が置かれ、来場者はその座席に腰掛けながら、物語の旅立ちへと導かれていきます。

05_●第4会場(列車内)第4会場(ホワイエ)のようす©松本零士/零時社・東映アニメーション

車窓に広がる銀河。地球へと向かう999号。そして、いま地球に帰還した列車に、私たちが再び乗り込むような導入。その先に待っているのは、出発駅「メガロポリス・ステーション」です。ここから来場者は、鉄郎とメーテルの旅をただ眺めるのではなく、自らも銀河へ向かう乗客として物語の中へ入っていきます。

“没入”を超え、そこに存在する感覚へ

移動した第一会場では、約1,000平方メートルの空間に、32台の最新4Kレーザープロジェクターを用いた映像が展開されます。壁面だけでなく、足元の床面までが作品の一部となり、来場者は光と音に包まれながら、まるで銀河の中に立っているような感覚を味わいます。

06_●映像(ホーム)第1会場のようす©松本零士/零時社・東映アニメーション

宮下さんは、従来のイマーシブ展示について、床面と壁面に2D映像を投影し、その映像に包まれる体験だったと説明しました。それに対して本展で目指したのは、四角い部屋であることを忘れてしまうほど、空間そのものの中に入り込む感覚。つまり、映像を「鑑賞する」のではなく、物語の世界に「存在する」体験です。

配信元: イロハニアート

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