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「益出し」を急ぐ人は負ける 2000億円を動かしたプロの損切り術とは?|窪田真之

「益出し」を急ぐ人は負ける 2000億円を動かしたプロの損切り術とは?|窪田真之

株高不況の今、どうするのが正解なのか。
投資で資産を増やすにしても、有望な会社を見抜くのは容易ではありません。

そんなときに役立つのは、やはりプロの知見ではないでしょうか?
25年の運用歴でたどり着いた資産運用の奥義を教えてくれる、窪田真之さんの著書『2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーが明かす「超」成長株の見つけ方』(リンク先はAmazonにとびます)より、これから日本株投資を始める初心者の方にも、もう何十年も投資してきた上級者の方にも役立つ知識をご紹介します。

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負けグセを克服する5つの方法

まずは、負けグセを克服するための5つの対策を説明します。

 その1. 良い損切りを学ぶ。益出しは遅く
 その2. 自分で決める
 その3. 売買する前に株価チャートを見る
 その4. PERを見る
 その5. どのように稼いでいる会社か知る

この5つをすべて一気にマスターしようと思うと、気が遠くなるかもしれません。ですが順を追って説明するので、大丈夫です。
最初にやっていただきたいことは、その1です。次がその2。この2つができれば、個別銘柄に投資するための必要最低限のスキルはあると言えます。後は、経験を積みながら、少しずつわかっていけば良いことです。
その1もその2もできそうにないと思う人は、個別銘柄への投資はしないで、日経平均株価や米国S&P500指数、全世界株価指数(オール・カントリー)などに連動するインデックスファンドへの積み立て投資だけにした方が良いと考えています。

その理由は、インデックスファンドを持てば、株式市場全体の「平均点」を取れることになるからです。
平均以上に稼ぐことはできませんが、平均に大負けすることもなくなります。ですから「日経平均は上がっているのに、自分の持ち株はちっとも上がらない」とストレスを感じることもなくなるでしょう。

良い損切りを学ぶ、益出しは遅く

5つの負けグセすべてを変えるのは、むずかしいかもしれませんが、それならば1つだけ変えてください。個別銘柄に投資するときに、「良い損切りを学ぶ」ことです。それだけでも、投資損益は大いに改善します。
多数の銘柄を持っているあなたが、お金が必要になってどれか売らなければならなくなったとします。そのときは、「益出しを優先、損切りを避ける」ことを改め、「益出し」「損切り」をまったく意識せず、「良い銘柄を残し、悪い銘柄を売る」ことを考えてください。

「そんなこと言われても、どれが良い銘柄でどれが悪い銘柄か見当がつかない……」
そう感じる人もいると思います。
そのような場合は、企業のHP(ホームページ)からIR(投資家情報)ページに入り、会社の事業内容や、最近の決算説明会の資料を見て自分なりに考えてみてください。
IRページに入っても何をどう見ていいかさっぱりわからない人は、以下を参考にするとよいでしょう。

①含み損のある銘柄は悪い銘柄である可能性が高い。含み益のある銘柄は良い銘柄である可能性が高い。
②持っているのがつらい銘柄は悪い銘柄である可能性が高い。持っていて楽しい銘柄は良い銘柄である可能性が高い。
③20%以上の含み損がある銘柄は、いったん売った方が良いかもしれない。

どんな方法でも、何を参考にしても良いですが、自分で考えて自身で売る銘柄を選んでください。それで損切りできるようになることが、勝てる投資家になるためのファーストステップです。

配信元: 幻冬舎plus

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