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いざというとき、あわてないための「食と防災」知っておきたいポイント

いざというとき、あわてないための「食と防災」知っておきたいポイント

「やろうと思いつつ、後まわし」になりがちないざというときの備え。食料や水のストックをはじめ、何が必要なのか?東日本大震災を経験された漫画家のアベナオミさんに「食と防災」の話をじっくり教わってきました。

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教えてくれた人:アベナオミさん

漫画家、イラストレーターで防災士、そして3児の母。宮城県多賀城市出身で仙台市在住。コミックエッセイを精力的に発表すると同時に、防災や育児に関する講演活動も全国で行う。著書多数。近作に、東日本大震災の発生から3週間の日々を描いた『今日、地震がおきたら』(KADOKAWA)がある。

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はじめまして、防災士で漫画家のアベナオミです。私は26歳になる年に、東日本大震災を経験しました。幸いにも自宅は大きな被害を受けずにすみましたが、当時子どもはまだ1歳。子育ても大変な時期で、震災後しばらくは不安がいっぱいの生活でした。大きな災害があったとき、どうやってより安全に過ごし、家族と暮らし、食を守るか。震災の経験を元に、今私が大事にしていることを、お話させてください。

「けがをする確率」を下げよう!

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(画像提供:アベナオミさん 『マンガでわかる防災のトリセツ』(マイナビ出版)より)

自分のごはん、家族の食事を用意するにも、けがをしたらどうしようもありません。ここでまず考えてほしいのが、「靴」なんです。
私は幸運だったのが被災時、外で車を運転していました。つまり、靴をはいていたということ。

大地震があると照明が落下してガラスが割れ、家の中の移動が大変になることは多いです。また、玄関の照明が落ちて靴の中にガラスが入り、はきなれた靴がダメになってしまった人も多くいました。これでは避難や、給水所に行くことなどもむずかしくなります。

「玄関に割れるものを置かない」ようにしましょう。そして「一人一足、はきなれているスニーカーを持っておく」といいです。

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(画像提供:アベナオミさん)

キッチンを「危険な場所」にしない

キッチンは家の中で最も「物が多い場所」になりやすいところ。平時のうちに「地震でこれが落ちたら割れて、通れなくなるかも」といった想像を、してみてほしいのです。

具体的には…

・重たいものは棚の下のほうに

私は食器棚の一番下を、ペットボトルのストック置き場にしています。こうすると重心がしっかりして、大きな揺れにも強くなり、棚が倒れにくくなります。

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(画像提供:アベナオミさん)

・なるべくむき出しで置かない

戸がついているタイプ、引き出しタイプの棚に収納するといいですね。

・炊飯器やレンジなどの家電は、下にすべり止めマットを敷く

大きな地震を経験しないと、レンジなどの重たい家電が揺れて動くことは想像しにくいと思います。東日本大震災では、「レンジや炊飯器が飛んだ」ケースが多発しました。「レンジが飛んで、シンクに入っていた!」という人も。

レンジや重たい鍋が横に飛び、その場にいる人にぶつかることもありえます。置き方を考え、すべり止めマットを敷くことで、「けがをしない」可能性を上げてくれます。

・小物類はケースにまとめると揺れても落ちにくい

調味料やコップ、小皿、カトラリーなど、キッチンはとにかく小物が多いもの。100均などで売っているカゴやケースにまとめて入れると、地震が来ても落ちにくくなり、散らかりにくくなります。このケースの下にもすべり止めマットを敷きます。

・物はなるべく奥に置く習慣づけを

毎日使うものだと、「いちいちしまっていられない」「戸のあるところに置いておけない」のも分かります。その場合は「なるべく奥の壁側に置く」ようにしてください。それだけで落ちて割れる可能性や、飛んできてけがをする可能性が低くなります。

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・割れにくい素材のものを選ぶようにする

プラスチック製などなるべく割れにくいものを選ぶと、災害時にけがをする可能性は低くなります。でも日常は「好きなものを置く、使う」楽しみも大事ですよね。安全を優先しすぎて、ストレスになっては台無し。ここはバランスも大事にしてください。

配信元: アイスム

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