「なぜ夜中のスマホが脳に悪いのか」を一緒に調べた。制限より対話と納得感が突破口を塞いだ
指紋認証突破もタイムゾーン操作も、制限を強化するほど新しい抜け穴を探してくる息子さん。そこで彼が向かったのは、設定のさらなる強化ではなく「対話」でした。
「なぜ夜中にスマホを使うと脳や睡眠に悪影響があるのか」を息子さんと一緒に調べ、本人が「そういうことか」と腑に落ちるまで話し合いを続けたといいます。
「制限をかいくぐることを目的にしていた子どもが、理由を理解した途端に自分から使い方を考えるようになりました。ルールへの納得感が、設定では防げなかった突破口を塞いだのだと思います」と振り返ります。
週1回の「ルール見直し会議」と、平日の課題クリアで土日延長のボーナス
対話の流れのなかで、ルールの作り方も見直しました。それまでは親が一方的に時間を決めていましたが、息子さんの反発を受け、「週に一度、日曜日の夜にルール見直し会議」を設けることにしました。
平日の課題をクリアしていれば土日の使用時間を増やすというインセンティブを設けたところ、「自分で納得して守る」という姿勢に変化が生まれたといいます。現在はテスト期間中のみアプリをロックするシンプルなルールで運用が落ち着いています。
「一方的に制限を押しつけても反発しか生まない。子どもが自分ごととして考えられる仕組みを作ることが、長続きするルールの条件だと気づきました」とのこと。
