DINING
バラバラの椅子が奏でる、
わが家らしいリズム
個性豊かなヴィンテージチェアが並ぶ、賑やかなダイニング。「形も色もバラバラですが、それがかえって空間にリズムを生み出し、家族それぞれがお気に入りの一脚を選んで座る楽しさがあります。一脚ずつが持つ異なる歴史や木の表情が混ざり合うことで、画一的ではない、わが家らしい温もりのある食卓風景がつくられているはず」。ダイニングテーブルは、渋谷のヴィンテージ家具と古着の店〈memo〉で購入。「夫とふたり暮らしのときから愛用しています。真んなかの天板は折り畳めるのでコンパクトにも使えて、ゴールドの脚や大理石風の天板も品があってお気に入りです」
ヴィンテージショップで見つけた椅子は、表面が剥げてきたのをきっかけにDIYでピンクのペンキを塗り直した。「すでにまた剥げてきていて、地の色が出てきているのも味わい深く気に入っています」
家のメインコーナーは、植物とヴィンテージが融合した窓際。「収集を重ねてきた古いフラワーベースや、義理の母がくれた琺瑯のアジア桶、籠などをそのときどきの気分でレイアウトしています。生花だけではなく造花もたくさん取り入れて、家のあちこちにディスプレイ。疲れて帰ってきた日も、家にお花があるだけで気分が上がりますよ」
LIVING
可愛いファブリックに包まれて、
大きなソファでのんびり
リビングは、ベッドにもなる〈IKEA〉のソファを中心に、家族みんなでくつろげる空間に。空間に華やかさをもたらす照明にもこだわりが。「黄色のペンダントライトはフランスの〈Georges〉のもの。花びらのような有機的なフォルムと、真鍮やファブリックの質感が絶妙で、インテリアの主役になるアイテムです。まるで天井に大きな一輪の花が咲いたようなドラマチックな存在感に一目惚れしました」。カーテンは、海外の蚤の市や古着屋で見つけた古い布をカーテンクリップで留めて楽しむ。
クッションは、コットンレースやインドのカンタキルト、オールドキリムなどをセレクト。「どれも古い布だったり、手仕事感のあるものが多いため、なんとなくまとまりが出るのかもしれません」
ソファ横のコーナーには、〈BUNMI〉のお花の作品や、娘さんの誕生日に麻美さんがプレゼントした工作などをディスプレイ。南村家には小さなフレームがたくさんある。「海外の蚤の市で見つけたものや、〈フライングタイガー〉のものなどさまざま。カラフルなものを飾ることが多いので、フレームは色味の落ち着いたゴールドベースをよく選びます」
娘さんたちのお気に入りは、味わい深いヴィンテージのローテーブル。「お友だちが集まると、自然とこのテーブルを囲んでシール交換が始まったり、並んで宿題をしたり……。小さな背中が並ぶ様子は、見ているだけで心が和み、日常の何気ない幸せを感じさせてくれます。古いものならではの傷や質感も、子どもたちの思い出とともに刻まれていけばいいなと思っています」
リサイクルショップで見つけたテレビ台はやすりをかけて、ペンキを塗ってアレンジ。取っ手は、海外の蚤の市やアンティークショップで見つけたものを組み合わせた。
