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老健から特養に移ることはできる?知っておきたい流れや注意点を詳しく解説

老健から特養に移ることはできる?知っておきたい流れや注意点を詳しく解説

老健の入所期間と退所の考え方

老健の入所期間と退所の考え方

老健は在宅復帰を目的とした施設であり、長期入所を前提とした施設ではありません。一定期間ごとに入所継続の必要性が評価され、状況によって退所やほかの施設への移行が検討されます。

老健の入所期間に明確な上限はある?

老健の入所期間に明確な上限はありませんが、自宅への復帰を目指す施設であることから、3~6ヶ月が目安とされています。一般的には、3ヶ月ごとに入所の継続をご本人やご家族、施設スタッフで検討する流れです。

厚生労働省の調査によると、実際の平均入所期間は300日前後と報告されています。自宅に戻るまでや、次の施設を探している間に体調が変化する場合もあり、期限どおりに行かないことも珍しくありません。そのため、入所が延長されることもあります。

慌てて退所する必要はありませんが、長期的な入所を前提とした施設ではないのが老健です。退所の提案があった際には、次の準備を進めていくことが大切です。

参照:『介護老人保健施設 (参考資料)』(厚生労働省)

在宅復帰が難しい場合の対応

リハビリテーションや療養の結果、自宅での生活が困難であると判断された場合、次の施設を検討する必要があります。転所の手続きは、相談員やケアマネジャーが中心となり、ご本人やご家族と話し合いながら進めます。

施設によっては、特養の入所待機中などの事情を考慮し、一定期間入所の延長も可能です。ただし、期間や対応は施設ごとに異なるため、個別に相談する必要があります。

在宅復帰が難しい場合には、どのような支援や環境が必要かを具体的に検討しましょう。

退所を求められるタイミングと理由

老健では、ご本人の状態や介護の状況に応じて退所を求められることがあります。老健は在宅復帰を目的とした施設で、変化に合わせて生活の場を検討する必要があるためです。

例えば心身機能が回復し、在宅での生活が可能と判断される場合や肺炎や尿路感染症などの合併症により医療機関で治療が必要になった場合などは、退所を検討される場合があります。
退所を提案された場合、どういった理由によるものかを把握しておきましょう。

参照:介護老人保健施設 (参考資料)(厚生労働省)

まとめ

まとめ

本記事では、老健から特養に移ることができるのか、実際の流れや注意点などを解説しました。老健は在宅復帰を目指すための施設ですが、すべての方が自宅に戻れるとは限らないのが現状です。よって、在宅復帰が難しい場合には、特養や介護医療院など別の生活の場を検討していくことが大切です。

ご本人の心身の状態や生活環境、地域の実情を考えながら、ご本人やご家族双方にとって納得の行く選択をできるようにしましょう。

参考文献

指定介護老人福祉施設等の入所に関する指針について(平成26年12月12日老高発第1212001号)厚生労働省

特別養護老人ホームの入所申込者の状況(令和7年度)厚生労働省

『短期入所生活介護』(厚生労働省)

『どんなサービスがあるの? – 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)』(厚生労働省)

『令和6年8月からの特定入所者介護(予防)サービス費の見直しに係る周知への協力依頼』(厚生労働省)

介護老人保健施設 (参考資料)(厚生労働省)

配信元: Medical DOC

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