「サウナの効果」についてよくある質問

ここまでサウナの効果について紹介しました。ここでは「サウナの効果」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
サウナを控えた方がいい人の特徴を教えてください。
菊地 修司
外来でも「サウナは誰でも入っていいですか?」とよく聞かれます。健康な成人であれば適切な方法で楽しんでいただけますが、以下の方は注意が必要です。
①心疾患(心筋梗塞の既往・不整脈・心不全)のある方、②高血圧や低血圧のコントロールが不十分な方、③複数の薬を服用中の方、④妊娠中の方、⑤その日飲酒した方——これらに当てはまる方は、私が診ている患者さんの中にも「主治医から止められた」という方がいます。「自分は大丈夫」と思い込まずに、ぜひ一度かかりつけ医にご確認ください。体調の悪い日もその日は控えることを習慣にしてください。
まとめ正しい方法でサウナを楽しみ、体調管理と安全を最優先にしましょう
サウナには心血管機能の改善、自律神経の調整、疲労回復、睡眠の質向上、免疫機能への好影響など、科学的に支持される複数の効果があります。一方で、脱水・ヒートショック・熱中症のリスクも存在します。安全に楽しむための5原則は「こまめな水分補給」「適切な時間・頻度」「飲酒後は絶対に入らない」「体調が悪いときは休む」「持病があれば医師に確認」です。気になる症状がある方は、まずかかりつけ医にご相談ください。
「サウナ」と関連する病気
「サウナ」と関連する病気は6個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
循環器系
心筋梗塞脳卒中高血圧熱中症脱水症低血圧サウナは心臓や血管に一定の負荷をかける入浴法です。心疾患・高血圧・低血圧のある方は利用前に必ず医師に相談してください。
「サウナ」と関連する症状
「サウナ」と関連している、似ている症状は5個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
めまい立ちくらみ動悸頭痛やけどサウナ中・後にめまいや動悸を感じた場合はすぐに退室し、休息をとってください。
参考文献
サウナ浴での事故に注意 ― 体調に合わせて無理せず安全に ―|消費者庁
温冷交代浴・サウナの自律神経活動への影響|日本健康開発雑誌
Laukkanen T, Khan H, Zaccardi F, Laukkanen JA: Association between sauna bathing and fatal cardiovascular and all-cause mortality events. JAMA Intern Med, 175(4):542-548, 2015
Laukkanen JA & Kunutsor SK: Is sauna bathing protective of sudden cardiac death? A review of the evidence. Prog Cardiovasc Dis, 62:288-293, 2019
Hannuksela ML & Ellahham S: Benefits and risks of sauna bathing. Am J Med, 110:118-126, 2001
Brunt VE, et al: Passive heat therapy protects against endothelial cell hypoxia-reoxygenation via effects of elevations in temperature and circulating factors. J Physiol, 596:4831-4845, 2018
- カンニング竹山「傷跡を公開」まさかの事実に驚き。無痛で進む“皮膚のへこみ”の正体とは
──────────── - インプラントの増骨手術後に腫れるのはなぜ?原因と対処法、受診の目安を解説
──────────── - 「温熱蕁麻疹」と似ている病気はご存知ですか?検査・治療法も解説!【医師監修】
────────────

