最終戦での「暗黙の了解」とサポーターの心得
日本の対戦順は、オランダ、チュニジア、スウェーデン。もし第2戦までに日本とスウェーデンがともにチュニジアから白星(勝ち点3)を挙げていた場合、最終戦のピッチには究極の状況が生まれる。
「両チームとも、引き分けて勝ち点4に乗せれば確実に突破が決まる」からだ。
過密日程の中で主力を温存したい両チームにとって、無駄に攻め合わず自陣でボールを回し続ける「暗黙の談合」は、最も理にかなった大人の戦術となる。
この高度な駆け引きを邪魔しないためにも、サポーターはSNS等で対戦国と無用な摩擦を生むべきではない。いかなる状況でも最終戦の相手と揉めることは、相手に理不尽なモチベーションを与え、ピッチ上のラフプレーやカードトラブルを誘発し、日本の不利益にしかならないからだ。万が一、日本の心ない動画投稿者がスウェーデンを侮辱するような真似をしたとしても、決して同調せず「我々はリスペクトしている」という態度を示すことが、チームを助けることに繋がる。
日本中が熱狂する北米W杯。感情に流されず、新ルールの特性をしたたかに利用する「大人の戦い」を見せられるか。森保ジャパンと我々サポーターの真価が問われる夏が、すぐそこまで来ている。
日本代表 今後のスケジュール(事前合宿〜ベースキャンプ)
W杯本番に向け、国内での壮行試合を経て北米へと渡り、暑熱対策などの最終調整を行う。
5月25日~ 国内合宿
5月31日 壮行試合 アイスランド代表戦(MUFGスタジアム)
6月3日~ 事前合宿(メキシコ・モンテレイ)
6月8日 ベースキャンプ地入り(米国・ナッシュビル)※日付はすべて現地時間

