地域産木材の海外発信拠点として期待

仁淀川のブルーを想起させるペンダントライト
同プロジェクトは、高知県および仁淀川町の支援も受けながら進められ、「地域産木材の海外発信・販路拡大」の一歩となるプロジェクトとなったという。
行政側からは、仁淀川町産木材の魅力を海外へ発信する拠点として同プロジェクトへの期待が寄せられており、地域産木材の新たな活用モデルとしても注目されているとのこと。日本食文化の世界的な広がりとともに“日本らしい空間”への関心も高まる中、食と建築の両面から日本文化を発信する取り組みとして位置付けられている。
タイでの木材活用への挑戦
タイでは伝統的に木造文化が存在する一方、現代都市建築では鉄筋コンクリート造が主流で木造建築は地方都市での限定的なものとなっているという。さらに高温多湿な気候や白蟻対策・腐食など木材利用における課題も存在する。
今回のプロジェクトでは、そうした環境条件に向き合いながら、日本の木造技術や地域材活用の可能性を海外で実践。また、鉄筋コンクリート造ホテルへの木造増築という形式により、都市部における木材利用の新たな可能性を示すプロジェクトにもなっている。
