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【2026年6月のおすすめ展覧会5選】ピカソ、モネ、杉本博司から元禄文化へ。初夏に訪れたい注目展覧会

江戸の熱気がよみがえる。師宣が描いた「元禄劇場」を歩く|静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)

菱川師宣《見返り美人図》 江戸時代・元禄元~7年(1688~94)頃 ※展示期間:6/27〜7/12 東京国立博物館蔵 Image: TNM Image Archives

静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)にて、『元禄! 師宣劇場 十二ヶ月風俗図巻 大公開』が開催されます。《見返り美人図》で知られる浮世絵の始祖・菱川師宣を中心に、英一蝶や宮川長春らの作品を通して、元禄文化が生み出した華やかな風俗表現の世界をたどります。

本展の中心となるのは、静嘉堂が所蔵する《十二ヶ月風俗図巻》です。雛祭りや花見、端午の節句、盆踊りなど、一年を彩る年中行事のなかで、富裕な武家層の暮らしが活き活きと描き出されています。鮮やかな色彩と精緻な描写、そして豊かな人物表現によって展開される光景は、まるで一幕物の芝居を見ているかのよう。愛らしい子どもたちの姿も多く見られ、師宣作品のなかでも異彩を放っています。

この《十二ヶ月風俗図巻》をはじめ、《見返り美人図》(東京国立博物館蔵)と重要文化財《歌舞伎図屛風》(東京国立博物館蔵)の3つの代表作が夢の競演を果たします。これらを合わせて見ることで、師宣が生み出した江戸の人物像や都市風俗のイメージを立体的に体感できます。

さらに会場では、《四条河原遊楽図屛風》をはじめ、尾形光琳や英一蝶ら元禄を彩った絵師たちの名品も紹介。江戸庶民の活気や賑わいを描き出した師宣の表現が、やがて宮川派へ受け継がれ、さらに江戸後期の「師宣リバイバル」へとつながっていく流れを追うことができます。師宣らが描き出した「元禄劇場」の世界へ、観客のひとりとして足を運んでみてください。

菱川師宣《十二ヶ月風俗図巻》下巻 七月 江戸時代・元禄5~6年(1692~93)頃 ※後期展示 (公財)静嘉堂蔵

『元禄! 師宣劇場 十二ヶ月風俗図巻 大公開』 静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)
開催期間:2026年6月27日(土)~8月23日(日)
[前期]6月27日(土)~7月26日(日)
[後期]7月28日(火)~8月23日(日)
所在地:東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1階
開館時間:10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
 ※7月3日(金)・10日(金)は師宣劇場【見返り美人図ナイト】!20:00まで開館
 ※第4水曜 7月22日(水)は20:00まで開館
 ※8月21日(金)、22日(土)は19:00まで開館
休館日:毎週月曜日(ただし7月20日は開館)、7月21日(火)
入館料:一般1,500円、大高生1000円、中学生以下無料。
美術館サイト:『元禄! 師宣劇場 十二ヶ月風俗図巻 大公開』

配信元: イロハニアート

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