「日本の兄弟よ、豚バラは味噌汁の許容できる具材か?はいかいいえか?」。豚バラ肉が浮かぶ汁物の写真を添えた質問が2日、Xに投稿され、4日午後3時までに約740万回の表示を記録した。パキスタンを拠点に日本の食に関する画像を投稿するアカウントで、「日本の兄弟たち」と呼びかける一連のポストはインプレッション獲得を狙ったものとみられ、他の投稿への反応は限定的だった。ところがこのポストだけが突出した動きを見せた。
この「味噌汁」が豚汁であることに気づき、その点を指摘したい日本人ユーザーが一斉に「それは豚汁という別の料理だ!」と殺到した影響は大きい。そんなツッコミをきっかけに、サンドイッチ論争から芋煮・豚汁論争まで飛び出す食文化の「講義」が一夜にして展開された。なぜここまでの反応が生まれたのか。その答えは「日本人はなぜ豚汁がそんなに好きなのか」という問いと重なるようだ。
「つまり、素晴らしいということだ」
日本人ユーザーが多く反応したのは、「豚バラを入れた時点でそれは豚汁という独立した料理になる」という強固な認識だった。単に「はい」「いいえ」で答えず、「そもそもその問い自体が違う」と返した。
「許容できない。何故ならそれは『豚汁』という味噌汁とは別に区分される料理だから。君たちで言うところ、食パンで野菜とハムなどを挟むとサンドイッチと呼ぶだろう?なら、ハムの代わりにビーフパティだったら何と呼ぶ?まだサンドイッチと呼ぶかな?なら、食パンが丸いパンだったらどうかな?」
「○『味噌汁』と『豚汁』の決定的な境界線 味噌汁: あくまで『出汁と味噌』が主役であり、具材(豆腐やワカメ)はスープを引き立てる、あるいは調和するための名脇役。豚汁: 豚の脂と旨味がスープ全体に溶け出し、それがベース(主役)になる。もはや出汁のニュアンスすら豚のパワーで上書きされる」
「兄弟よ、豚バラを入れた時点で味噌汁ではなく『豚汁(とんじる)』という別の料理になる。つまり、素晴らしいということだ。『いいえ』という答えはありえない。」
「味噌汁に豚バラを融合させると豚汁になる つまり味噌汁ではなくなるので許容できないとも言える ただし具材が豚バラだけのものを豚汁と認めるかは諸説があり我々はその謎を解き明かすべくジャングルの奥地へと向かった」
「全然ありだがここに芋を投入して『これこそが正しい汁物だ』と言ってしまうと日本各地で起きている『芋煮・豚汁論争』に巻き込まれて、君は10年間戦地から帰って来れなくなることを伝えておく」
ジョークを交えながらの指摘は「豚汁」が独自の地位を持つ料理として日本人に根付いているからこそ、だろう。
「好きだから語りたい」レシピ連鎖
指摘と同時に、「どうせなら美味しく作れ」というレシピの連鎖も広がった。好きなものについて語りたくなる心理が、そのまま行動に出た形だ。
「海外の兄弟達よ 味噌汁に豚バラだけじゃ寂しいから 人参、大根、こんにゃく、ごぼう、里芋を入れるんだ 仕上げにごま油を垂らすと具沢山で食べ応えのある豚汁になる 辛味が欲しければ七味唐辛子を掛けるといい ファストフードには無い美味さだぞ」
「大根と人参と蓮根と七味を忘れるな」
「七味唐辛子というものをかけたら味変を楽しめておすすめです」
「ジャガイモとニンジンとタマネギも入れると更にいいぜ」
「これに七味を振ればご飯が7杯食べられる」
「日本では味噌汁を豚汁にアップグレードするための追加課金が用意されているチェーン店がたくさんあるよ」

