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”梅干し”や”カリカリ梅”の「食べ過ぎ」で現れる症状とは?管理栄養士が解説!

”梅干し”や”カリカリ梅”の「食べ過ぎ」で現れる症状とは?管理栄養士が解説!

梅を食べ過ぎるとどうなる?メディカルドック監修管理栄養士が栄養素・健康効果・保存方法について解説します。

神尾 澄恵

監修管理栄養士:
神尾 澄恵(管理栄養士)

病院、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、介護付き有料老人ホームにて15年にわたり給食管理業務に従事。管理栄養士取得後は病院で栄養管理業務に従事。栄養指導、特定検診保健指導、他NST、褥瘡回診など幅広く活躍中。東京都糖尿病療養指導士取得。患者さん、入居者さんが楽しめる食事提供を心がけています。

梅とは?

梅とは?

日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によりますと、「うめ」はバラ科に属し、中国原産で奈良時代以前に渡来したといわれています。各地で栽培され、園芸品種は300種以上あります。大きさで分類すると、小粒種(小梅、甲州最小、甲州黄熟、甲州深江、竜峡小梅等)、中粒種(藤五郎、薬師梅、稲積、浪花、小向、古城、南高等)及び大粒種(豊後、西洋海、白加賀、長束等)に区別されます。形態的には核果の一種で、果実には種子を内包する核があります。

梅に含まれる栄養素

梅に含まれる栄養素

下記の栄養素の成分は、日本食品表示成分表(八訂)増補2023年、果実類/うめ/生、可食部100gを基に表記しています。

炭水化物

梅には炭水化物が約7.9g含まれています。炭水化物は、たんぱく質、脂質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつです。糖質と食物繊維に分類されます。糖質は、主にぶどう糖として存在します。脳、神経組織、骨格筋などエネルギー源として利用できない組織へぶどう糖を供給します。食物繊維は、排便を整える、食後の血糖値の急上昇を穏やかにする働きがあるといわれています。日本人の食事摂取基準(2025年版)では、全ての年齢層で摂取目標量は、男女ともに1日の摂取エネルギー量の50〜65%とされています。

ビタミンE

梅には約3.3㎎含まれています。ビタミンEは脂溶性ビタミンの一種で、過酸化脂質の生成を抑制し、血中のLDLコレステロールの酸化を抑制したり、赤血球の破壊を防ぐ働きもあります。日本人の食事摂取基準(2025年版)では、18歳以上の成人の目安量は、男性6.5〜7.5㎎/日、女性は5.0〜7.0㎎/日とされています。また、過剰摂取の観点から耐容上限量が設定されており、男性800㎎/日以下、女性650〜700㎎/日以下としています。

カリウム

カリウムは約240㎎含まれています。カリウムは、ナトリウムとともに、細胞の浸透圧を維持しています。他に心臓機能や筋肉機能の調整、細胞内の酵素反応の調整を行います。腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿中へ排泄を促進するため、血圧を正常に保つ働きがあります。日本人の食事摂取基準(2025年版)では、18歳以上の成人の目安量として、男性2500㎎/日、女性2000㎎/日と設定されています。

マグネシウム

マグネシウムは約8㎎含まれています。マグネシウムは体内で約50〜60%が炭酸塩として骨に沈着しています。残りは筋肉、脳、神経に存在します。多くの酵素を活性化して生命維持に必要なさまざまな代謝に関与しています。カルシウムと拮抗して筋収縮を制御したり、血管を拡張させて血圧を下げる働きもあります。日本人の食事摂取基準(2025年版)では、18歳以上の成人の推奨量は、男性340〜380㎎/日、女性270〜290㎎/日と設定されています。

クエン酸(有機酸)

日本人の食事摂取基準(2025年版)にはクエン酸の項目はありませんが、日本食品標準成分表(八訂)増補2023年には「有機酸成分表」が記載されています。梅の酸味の主成分は、クエン酸などの有機酸です。クエン酸は継続的に摂取することにより、日常生活や運動後の疲労感を軽減すると報告がされています。

配信元: Medical DOC

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