鶏肉の店頭価格は「過去最高」に
在庫不安定の背景には、鶏肉価格の高騰がある。農林水産省が毎月発表している「食品価格動向調査(食肉・鶏卵)」(令和8年5月・5月11〜13日調査、全国470店舗)によると、鶏肉(もも肉)の全国平均小売価格は100グラム154円と、前月比2%上昇、平年比では14%高い水準にある。
鈴木憲和農水相は2日の閣議後会見で、5月の鶏肉の店頭平均価格が過去最高になった要因について「物価高を背景とする消費者の節約志向で、牛肉や豚肉から需要がシフトしている」と説明。また「世界的にも需要が高まり輸入価格が上昇しているため、一部の外食事業者が国産に振り替えたことも影響している」とも語った。
同調査では同期間の国産牛肉(ロース)が100グラム847円(前月比102%)、豚肉(ロース)が285円(前月比101%)となっており、鶏肉の割安感が需要を押し上げている構図が示されている。
「トレーニーワイ、サイゼ行ったら必ずと言って良いほどチキンステーキ食ってるから これは悲しい 鶏肉も高くなる時代か」という嘆きは、当分の間なくなりそうもない。

