●それでも離婚を選ばなかった理由
それほど苦しいのに、なぜ離婚しないのか。理由は一つではない。
「子どもがいなければ、たぶんすぐ離婚していたと思います」
大きかったのは、すでに思春期を過ぎた子どもたちから「離婚はしないで」と言われたことだった。
また、離婚したところで、この苦しみが消えるとも思えなかった。
「離婚しても、私のつらい気持ちは消えない。それなら一緒にいて、罪の重さを感じてもらおうと思ったんです」(Aさん)
夫は離婚を口にせず、「一緒にいたい」とだけ話しているという。
●風俗と不倫は一緒?
世の中には「風俗くらいで」と片づける声もある。
しかし、Aさんは強く反発する。Aさんの中では、不倫も風俗利用も同じ裏切りなのだ。
一方で、社会人になった子どもは「ガチ不倫じゃなくてよかったよ」と母に声をかけるという。

