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患者さんの「笑顔」と「生活の質」を諦めない――京大消化管外科教授が語る“診療で最も大切なこと”

患者さんの「笑顔」と「生活の質」を諦めない――京大消化管外科教授が語る“診療で最も大切なこと”

「人に頼ってもらえる」ことがやりがい

私自身が消化器外科を選んだのは、何でも診られる医師になりたかったからです。困っている人がいたら、「専門外なので診られません」と言わずに自分の手で治すことができる科は外科が一番近いと思い、外科の道を志しました。
その後、アカデミアの道に進み、上部消化管、さらに低侵襲手術へと、自身の専門領域はどんどん狭まっていきました。それでも、「人に頼ってもらいたい、人の役に立ちたい」という気持ちは変わっていません。治療は思うようにいかないこともありますが、患者さんが私たちを頼ってくれていると感じられたとき、やりがいと幸せを感じます。

不安を抱える患者さんの役に立ちたい

がんと診断されると、患者さんもご家族も大きな不安を抱えると思います。自分の命はどうなるのか、仕事はどうなるのか、家族はどうなるのか――。さまざまな心配があるはずです。不安のあまりいろいろな情報を集めてしまう人も多いでしょう。
しかし、世の中の医療情報には正しいものとそうではないものが混ざっています。情報があふれている時代だからこそ、患者さんには「正しい情報」を仕入れてほしいと願っています。そして、その正しい情報をきちんと届けるのが私たち医療者の責務です。正しい情報だと信じてもらうためにはやはり、私たち自身が信頼される医師でいる必要があり、常々努力を続けたいと思っています。
医師は、患者さんのお役に立ちたいという信念で医療の現場に立っています。不安なことがあれば、どのようなことでも医師に相談してください。一緒に病気に立ち向かっていきましょう。

配信元: Medical DOC

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