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W杯韓国代表 「軍隊も知らない奴が…」英雄ソン・フンミンへの“兵役侮辱”音声流出で大炎上!

残酷な「2018年8月」…“ポケモン世界王者”セジュンの悲痛な叫びとeスポーツの壁

近年、この兵役免除論争をさらに複雑にしているのが「eスポーツ」の台頭だ。

2023年の杭州アジア大会からeスポーツが正式種目として採用され、「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」で金メダルを獲得した韓国代表の絶対的スター・Faker(イ・サンヒョク)らが兵役免除を勝ち取った。これには「国威発揚に貢献したのだから当然だ」という声がある一方で、「ゲームをして金メダルを獲れば軍隊に行かなくていいのか」という、実質的に兵役を強いられる一般男性たちの複雑な感情を呼び起こした。

さらに残酷なのは、同じ「ゲームの世界一」であっても、オリンピックやアジア大会の正式種目に選ばれていない競技のチャンピオンには、一切の恩恵がないという現実だ。

2014年、「ポケットモンスター」の世界大会(WCS)で、意表を突く“パチリス”というポケモンを使用して世界王者となり、世界中のファンを熱狂させた韓国のパク・セジュン選手がいる。彼は正真正銘の世界チャンピオンだったが、兵役免除の対象にはならなかった。

その後、社会服務要員(兵役の一種)として服務に就いた彼は、ファンに向けて悲痛なメッセージを発信している。

「兵役に関連して、最終的にWCS参加許可を得ることができませんでした。さらにTwitch配信ももうできません。本当に申し訳ありません。本当に悲しいですが、兵役規則がそのようなもので、特別な方法がありませんでした。(中略)来年末に復帰するまで自分の義務を果たしてまいります」

彼がこの投稿をしたのは「2018年8月」のことだ。奇しくも、ソン・フンミンやプロ野球選手たちがジャカルタ・アジア大会で国を挙げて兵役免除を勝ち取っていた、まさにその同じ月である。一方は特例制度の恩恵を享受して歓喜し、もう一方は世界王者でありながら制度の壁に泣き、活動を封じられた。この強烈なコントラストが、韓国の成人男性に等しくのしかかる「兵役の絶対的な壁」の理不尽さを物語っている。

なぜ英雄は侮辱されたのか? 男性たちの「軍隊部心」と歪んだルサンチマン

では、ソン・フンミンの免除が国民の大半から「正当なもの」として支持されていたにもかかわらず、なぜ今回のような「軍隊にも行ってないくせに」という侮辱発言が飛び出したのだろうか。 そこには、「軍服務を経験した者特有の、歪んだ補償心理とマウント」が存在する。

韓国の成人男性にとって、軍隊は理不尽な暴力や絶対的な上下関係に耐え、泥にまみれて過ごす「男のトラウマの共有空間」である。無事に除隊した男性たちは、失った20代の貴重な時間に対する見返りとして、「俺は軍隊を耐え抜いた本物の男だ」という強烈な自負心(韓国では「軍隊部心」と呼ばれる)を持つ。

この心理が歪むと、どれほど世界的なスターで、合法的に国から免除を認められた人物であっても、「俺が味わったあの地獄を経験していない奴は、男として俺より下だ」「温室育ちのくせに偉そうにするな」という、極端な優越感と引き下げの心理が働いてしまう。今回の流出音声で聞こえた「軍隊の『軍』の字も知らない奴らが」「小隊長みたいに走るな」という言葉は、まさにこのルサンチマン(怨恨)の典型なのだ。

配信元: iza!

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