若年性アルツハイマーで亡くなることについてよくある質問
ここまで若年性アルツハイマーで亡くなる理由や、なりやすい方の特徴や予防の考え方を紹介しました。ここでは「若年性アルツハイマーはなぜ亡くなるのか」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
若年性アルツハイマーの平均寿命はどのくらいですか?
若年性アルツハイマーの平均寿命に関して、一律に示せる数値はありません。発症年齢や症状の進み方、合併する病気の有無、受けられる医療や介護の状況などによって経過は異なります。そのため、何年生きられるか余命をいい切ることはできません。診断後も長い期間にわたり生活を続ける方もいれば、身体の不調をきっかけに状態が変化していく方もいます。早い段階から医療や介護の相談を行うことが重要です。利用できる支援や今後必要になりやすい介助内容を事前に把握できます。
末期にはどのような症状が現れますか?
若年性アルツハイマーが進行すると、直前の出来事を忘れる、状況に応じた判断が難しくなるなどの変化に加えて身体機能の低下が目立つようになります。歩行が不安定になったり、食事や排せつに介助が必要になったりする場合もあるでしょう。自分の気持ちを言葉で伝えることが難しくなる場合もあります。すべての方に同じ症状が現れるわけではありません。症状の現れ方や進み方には個人差があります。
末期と呼ばれる段階でも、適切なケアを受けられれば苦痛を和らげ、穏やかな時間を過ごせる場合があります。不安が強いときは、医療機関や相談窓口に相談しましょう。
編集部まとめ
若年性アルツハイマーは、発症や経過に個人差が大きく、寿命や末期の状態を一律に示すことはできません。
亡くなる原因も病気そのものに限らず、身体機能の低下に伴う合併症が関係する場合があります。
そのため、将来を過度に不安視するよりも、今後想定される変化を知り早期から支援につなげる姿勢が大切です。
医療や介護の相談を通じて必要な支援や選択肢を把握すると、本人や家族は今後の対応を具体的に検討できます。

