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「大動脈解離」で緊急時に行う”3つの検査”はご存じですか?疑う症状も医師が解説!

「大動脈解離」で緊急時に行う”3つの検査”はご存じですか?疑う症状も医師が解説!

大動脈解離の検査についてよくある質問

ここまで大動脈解離の検査などを紹介しました。ここでは大動脈解離の検査についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

大動脈解離の検査はどの病院でも受けられますか?

林 良典医師

大動脈解離の診断では、造影CT検査が重要です。そのため、CT検査に対応している医療機関で評価を受ける必要があります。

ただし、大動脈解離が疑われる場合は、検査だけでなく、その後の治療体制も重要です。Stanford A型では緊急手術が必要になることが多く、心臓血管外科や集中治療に対応できる病院での治療が必要になる場合があります。Stanford B型でも、破裂や臓器への血流障害がある場合には、カテーテル治療や手術が必要になることがあります。

そのため、突然の強い胸痛や背部痛などがある場合は、自分で病院を探して移動するのではなく、救急要請するようにしましょう。

大動脈解離で緊急受診をしたときに伝えるべきことを教えてください

林 良典医師

緊急受診をしたときは、症状がいつ、どのように始まったかをできるだけ具体的に伝えることが大切です。特に、突然の胸痛や背部痛がある場合は、発症時刻や痛みの場所、痛みが移動したかどうかが重要な情報です。
伝えるとよい内容としては、以下のようなものがあります。

痛みが始まった時刻

痛みの場所

胸、背中、腹部、腰などへ痛みが移動したか

痛みの強さ

冷や汗、息苦しさ、失神、めまいの有無

手足のしびれ、麻痺、ろれつが回らないなどの症状

高血圧や大動脈瘤を指摘されたことがあるか

心臓病、腎臓病、糖尿病などの持病

服用中の薬

血液をサラサラにする薬を飲んでいるか

造影剤アレルギーや腎機能低下を指摘されたことがあるか

家族に大動脈解離や大動脈瘤の方がいるか

本人が強い痛みで話しにくい場合は、家族や周囲の方が代わりに伝えても構いません。

編集部まとめ

編集部まとめ

大動脈解離は、造影CT検査などで大動脈の状態を確認し、解離の場所や合併症の有無をもとに治療方針を決めます。突然の激しい胸痛や背部痛、冷や汗、失神、手足の麻痺などがある場合は、自己判断で様子をみず、救急要請を検討しましょう。発症時刻や痛みの場所、持病、服用中の薬を伝えられると、診断や治療の判断に役立ちます。

配信元: Medical DOC

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